2012年6月18日月曜日

■【コラム】 専業主夫に激怒する女たち


【コラム】 専業主夫に激怒する女たち
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0618&f=column_0618_125.shtml
2012/06/18(月) 19:07
       
 某ニュースサイトの運営する人気ネット掲示板。コメントは比較的はっきりとした自分の意見を持つ女性からが多いこのサイト、その分トピックによっては議論が紛糾することも。

・バリキャリ妻を支える専業主夫の相談に「甘えるな」の声

 38歳の専業主夫として家事や育児をこなす投稿者からの相談である。バリバリのキャリア女性である投稿者の妻は現在所属してる部署より楽な部署への移動を検討しており、移動に伴って収入も減るので「あなたも正社員として働いてほしい」と頼まれたという。収入が減る心配、今から就職活動をする難しさ等で悩む投稿者に対して寄せられたコメントは非常に厳しく、「奥さんを気遣えないのか?」「情けない」等の批判的なものが目立った。

・立場が逆だったら

 ここで筆者が疑問に思うのが『これが男女で逆の立場であったらこれほどの批判の声はあがっただろうか。』ということだ。専業主婦の妻が夫に『生活のためあともう少しがんばって』と声をかけることに対して厳しく非難する人は今はまだ少ないだろう。

 女性の社会進出が進み、夫婦共働きが多くなってきたと同時に夫婦のあり方・働き方も変化してきた。しかしこのトピックのコメントを読むと専業主婦>専業主夫の構図、『専業主夫なんて能のない男のやること、男は外で働くものでしょ!』という一昔前の価値観がいまだ女性間で健在なのがよくわかる。

・女性の考え方も古い

 ちょっと前の時代に戻れば『女は家にいるもの。外で働くなんでとんでもない』という考え方が主流だった。これに反旗を翻し、『男女平等!どんな家庭・働き方があったっていいじゃないか』と長年にわたって主張してきたのは女性たちだ。

 女性側も男性同様、一昔前の考え方にとらわれているのだ。
巷では婚活ブームが流行り、最近では専業主婦願望が増えているという。あれだけ苦労して勝ち取った社会進出への切符をいとも簡単に手放そうとする女の心変わりに男性はついていけるのだろうか。『女心と秋の空』に男性側が完全に愛想を尽かすのも時間の問題だ。



0 件のコメント:

コメントを投稿