衆院選:石原氏「憲法9条のせいで同胞見殺し」
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2012/12/12 09:40 朝鮮日報
自民党の憲法改正に協力する意向表明
今月16日に行われる衆議院(下院)議員総選挙で野党・自民党が圧勝すると予想されている中、極右の石原慎太郎・日本維新の会代表(写真)が、自民党による憲法改正に協力する、と発表した。自民党はいわゆる「平和憲法」を改正し、軍隊の保有など再武装を実現することを公約に掲げており、自民党と日本維新の会が協力した場合、憲法改正に必要な衆議院の議席の3分の2を確保できる見通しだ。
東京新聞が11日報じたところによると、石原代表は10日、東京都内の街頭で行った遊説で「自民党が衆議院の過半数の議席を獲得すると予想されているが、自民党が憲法を変えるのなら賛成する」と述べたという。石原代表はまた、北朝鮮による日本人拉致問題について「(戦争を禁じた)憲法9条のせいで、同胞が殺されるのを傍観することになった。もし憲法9条がなかったら、日本政府は北朝鮮に対し『戦争も辞さない』または『攻撃する』という姿勢を示し、被害者を取り戻すことができたはずだ」と語った。石原代表は根拠を示さず、北朝鮮によって200人以上の日本人が拉致され殺害された、と主張した。また、石原代表は11日の遊説でも「憲法を変えるためにも、国民は日本維新の会を支持すべきだ」と訴えた。
一方、かつて自民党と連立政権を組んだ公明党は、自民党の憲法改正に関する公約を強く批判した。公明党の山口那津男代表はテレビ番組に出演し「自民党は政治理念的な幅が広い政党のため、一挙に右傾化することはないだろう」としながらも「自民党が実際に憲法改正を推進するのなら、自民党と連立政権を組まないこともあり得る」と語った。
産経新聞は11日、世論調査の結果を基に、自民党が286議席、日本維新の会が48議席を獲得し、合わせて衆議院の議席の3分の2(320議席)を超える見通しだ、と報じた。憲法を改正するためには、衆議院だけでなく参議院(上院)の3分の2以上の同意を得て、国民投票を実施しなければならない。だが参議院では、自民党は242議席中84議席にすぎない。このため、自民党が実際に憲法改正に着手するためには、来年7月の参議院議員選挙でも圧勝する必要がある。
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