2013年1月10日木曜日

■中国人富裕層の違法な資産移転、10年で約260兆円が流出


中国人富裕層の違法な資産移転、10年で約260兆円が流出
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0109&f=national_0109_013.shtml
2013/01/09(水) 11:45
 
 ドイツメディアによれば、中国の富裕層がさまざまな手段を駆使して財産を海外へ移転させており、10年間で中国から海外へ不法に流出した資産は計18兆7000億元(約260兆円)に達したという。中国メディアの環球網が8日に報じた。

 報道によれば、財産を移転させようとしている中国人富裕層のうち、その大半は政府官僚だ。中国政府は資産の国外移転に関して非常に厳しい規定を設けており、違反者には厳重な処罰が科せられるが、それでも中国の富裕層は次から次へと新たな方法を編み出し、資金を海外へ移転させている。

 現在、中国人富裕層の半数近くが他国への移民を計画していると言われる。特に人気なのはカナダ、米国、オーストラリア、ニュージーランドなどだ。

 現在、中国人富裕層のあいだでもっとも好んで用いられる方法は、資産を海外へ持ち出さずに移転する手段だ。

 まず投資アドバイザーを雇い、資金の移転に制限の少ない香港で銀行口座を開設する。その後、中国に資金を移転させたい企業やビジネスマンを探し出し、香港に開設した口座に双方が同意した額の香港ドルを入金させる。続いて国外へ資産を移転させたい富裕層は、香港の口座に入金した取引相手が指定する中国国内の銀行口座へ同額の資金を入金すれば、資産は中国本土から出ることなく、双方の資金が移転したことになるという。



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