2011年12月8日木曜日

■島根・出雲市が誘致 日御碕に温泉ホテル


島根・出雲市が誘致 日御碕に温泉ホテル
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111208/smn11120802120000-n1.htm
2011.12.8 02:12

 観光振興に地元期待

 大山隠岐国立公園で、島根半島西端にある島根県出雲市大社町日御碕に、市が誘致した温泉を備えたホテル「出雲ひのみさきの宿ふじ」が7日、オープンした。大型ホテルの誕生に、地元関係者らは観光振興につながると期待している。

 旧大社町が運営していた国民宿舎跡地(約1万平方メートル)にできた同ホテルは、鉄骨1部鉄筋コンクリート造り3階建て(延べ床面積4780平方メートル)。特別室4室と客室40室を備え、収容人員は184人。地下1300メートルで掘り当てた温泉(毎分300リットル、泉温32・5度、ナトリウム・塩化物強塩泉)を生かし、大浴場や露天、薬草、溶岩風呂などのほか、館外に一般開放する足湯(約15平方メートル)も作った。

 また、レストランはオープンキッチンで、地元産の海・山野の幸の料理が楽しめるよう工夫。ラウンジからは日本海に沈む夕日や国立公園の絶景が望める。総事業費は約15億円。

 富士河口湖周辺(山梨県)に旅館、ホテルを経営する「山岸旅館」が母体となり、地元から約30人を新規雇用して運営。テープカットした外川凱昭社長は「人と人の縁、きずなを大切にし、足湯や朝市などを通して地元の人たちと旅人がふれあえるようなホテルにしたい」と話した。

 利用料は1泊2食で1万5540円~2万7300円(税込み)。年間約3万人の利用、年間売上額は約5億円を目標にしている。問い合わせは「出雲ひのみさきの宿ふじ」((電)0853・54・5522)。



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