2012年3月6日火曜日

■なでしこ、米国に1-0 決勝でドイツと対戦


■なでしこ、米国に1-0 決勝でドイツと対戦
http://www.usfl.com/Daily/news/news_607.asp
2012年03月05日 18:13 米国東部時間

サッカー女子の国際大会、アルガルベ・カップは5日、ポルトガルのファロなど1次リーグ最終戦を行い、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位の日本は同1位の米国を1-0で下した。日本は3連勝のB組首位となり、初優勝を目指す7日の決勝で同2位のドイツと対戦することになった。

日本が初優勝した昨年の女子ワールドカップ(W杯)の米国との決勝のPK勝ちは記録上、引き分けのため、米国戦は初勝利。後半39分、途中出場の高瀬(INAC神戸)が左CKを頭で合わせて決勝点をマークした。対戦成績は日本の1勝4分け21敗となった。

中心選手の沢(INAC神戸)は欠場した。日本協会によると、体調不良を理由に宿舎で療養した。






■なでしこジャパン快挙!アメリカ戦初勝利、光った宮間の存在感
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0306&f=national_0306_012.shtml
2012/03/06(火) 08:17
   
 細かいパスで相手を崩しにかかろうとした日本に対し、一本のロングパスで決定的チャンスを作り出せるアメリカ。一進一退の攻防から目を離せない展開となったアルガルベカップ3戦目のアメリカ戦。

 軸となる澤穂希(INAC神戸)が体調不良のためにベンチ外となる不測の事態でもなでしこたちは動じない。しかし、プレー面ではその不在の影響は明白であった。澤のポジションを務めたのが田中明日菜(INAC神戸)であったが、パススピードが遅く、相手に奪われてしまう場面や、ボールを持ちすぎてパスの出しどころが無くなってしまう場面が散見した。

 しかしそれでも前半、日本は攻めの姿勢を見せ続けた。FWも攻めるだけではなく献身的なディフェンスで、相手のパスミスを奪い、すぐ攻撃につなげる。その結果、ゴールチャンスを幾度も作っていた。しかし、あと一歩のところでゴールが遠い。そしてボールを奪い取ろうとする激しいプレーはスタミナの消耗も激しかった。

 後半になると運動量が低下。プレスが効かず、アメリカがボールを保持する時間が長くなる。ゴールに迫られるシーンも相次いだ。そのような展開が続くと、攻撃にもなかなか転じられない。攻められてただクリアするだけの状況が目立つようになる。

 その中で勝負を決めたのはキャプテン宮間あや(湯郷Belle)の右足であった。後半39分。コーナーキックのチャンスを得た日本。キッカーはもちろん宮間。そしてその右足から放たれたボールにあわせたのは高瀬愛実(INAC神戸)。ヘディングシュートはゴール右隅に決まった。高瀬の動きも素晴らしかった。

 宮間の存在感は絶大であった。苦しい中でも左右にパスを散らし、何とか打開を図ろうとする視野の広さ。必要なときは最後方まで戻ってディフェンスをする危機管理能力の高さ。そして「世界最高」と評される、高い精度のプレースキック。キャプテンとして、精神面だけではなく、プレーでも他の選手を90分間引っ張った。

 試合後のインタビューで「うれしいけどまだまだであったが、チーム一つとなってアメリカと戦うことができた。でもまだまだなのでさらにレベルアップしたい。タイトルを取ることは自信につながるので決勝も頑張りたい」と語った宮間。決勝でもこれまで同様にマークも厳しいであろうが、存在感を見せてくれることであろう。決勝も楽しみだ。





0 件のコメント:

コメントを投稿