■中国人家庭の平均月支出額、13％増の約4万5000円に

■中国人家庭の平均月支出額、13％増の約4万5000円にhttp://j.people.com.cn/94476/7784105.html
「人民網日本語版」2012年4月11日

　中国人のネットショッピングの規模が急速に拡大している。4月10日に公表された「中国消費バロメーター報告2012」によると、2011年上半期、中国の家庭の平均月支出額が3450元（約4万4850円）に達した。2010年末時点の同数値は3049元（約3万9640円）で、半年間で13％増となった。国際金融報が報じた。

　同報告書によると、この1年間でファッション（衣料品）の購買普及率が上昇し、2011年に89％に達した。中国国家統計局の関連データもこの結論を裏付けており、2011年の衣料品・靴・帽子の小売総額が、前年比24.2％増となった。また宝石、家庭用品、食品、旅行サービスなどの消費の普及率および売上高も、2011年比で大幅に増加している。

　各消費支出の増加は、中国人の消費力の強化を示している。この情勢を背景とし、いかに市場で商機をつかみ、消費者に全面的なサービスを提供し、消費の利便性を高め個性化を図るかが、各小売企業の課題となっている。




■中国の平均月収は656ドル　世界平均の半分以下？http://j.people.com.cn/94476/7778232.html
「人民網日本語版」2012年4月5日

　国際連合（国連）国際労働機関（ILO）はこのほど、世界72カ国・地域の一人あたりの平均月間所得に関する最近の統計を発表した。それによると平均月収は1480ドルに上り、人民元に換算すると約9327元になった。中国人の平均月収は656ドル（約4134元）で、72カ国・地域の中で57番目だったという。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

　この統計には世界で最も貧しい地域が組み込まれていない。また統計の対象になるのは給与所得だけで、個人経営企業や自由業の人の所得は対象になっていない。

　ルクセンブルクの所得水準が最も高く、月収は4089ドルで平均値の約3倍近い。中国の香港地区は30位、澳門（マカオ）地区は52位だった。

　国家統計局がまとめた統計によると、2011年の中国都市部住民の平均年間所得は2万3979元、月収は約2千元だった。この統計では給与所得、資産収入、営業所得、移転所得がくまなく網羅されている。