【台湾ブログ】学びたい、日本のお世辞文化! 人間関係が円滑に
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0417&f=national_0417_064.shtml
2012/04/17(火) 12:02 サーチナ
お世辞・建前・社交辞令で成り立っているとも言われる、日本社会。台湾人の中には、「仕事の効率を上げるため。また円滑な人間関係を築くため、お世辞文化を学びたい」と思っている人がいるようである。
60代の台湾人・loarm(ハンドルネーム)さんは、その思いをブログで公開。日本在住経験を持つ男性で、「日本に来たばかりの頃、仕事が欲しくて何度も面接をした。履歴書を見た面接官はみな、“台湾の人なのに日本語が上手い!”と褒めてくれた。自分の日本語が上手い訳がないのはわかっていたが、何回も誉められるといい気分になった」そうだ。そして何度面接を受けても採用されなかったloarmさんは、知人に頼んで不採用の理由が日本語力の低さであったことを知る。
「言語が通じなくて仕事に支障が出る、という判断で採用されなかったと知った瞬間、だまされた屈辱感を感じた。日本語が上手と言っていたのは、嘘だったのだ! バカにされたと怒っていたら、“日本特有のお世辞文化だ”と知人に教えられた」loarmさん。その後5年近く日本に住んで仕事を持ち、日本のお世辞文化を徐々に理解できるようになったという。
loarmさんは「日本はお世辞文化が浸透しているからこそ、職場で社員同士が怒鳴ったり喧嘩をすることがない。そして僕の周囲で一番お世辞を言う人は、日本人上司。彼は僕のトラブルや凡ミスをよく見つけるが、みんなの前で“台湾の人は効率が高く、何をやらせても素晴らしい!”と褒めてくれた。彼に褒められれば褒められるほど、僕は自ら進んで残業し、仕事のミスが自然と減っていった」と述べ、「日本から学びたいことはと聞かれたら、すぐに“お世辞文化”と答える」と認めた。「人の温かさやパワーはお世辞から感じ取れる。僕も良い人間関係を目指し、お世辞を勉強したい」と宣言している。
外国人から見た日本人は、「勤勉で礼儀正しい」というイメージの一方で、「お世辞を並べて付き合うので、本音がわからない」という印象もあるという。外国の中で日本の国民性に一番近い感覚を持つだろうと思われる台湾の人でも、日本人のようなお世辞や建前を内面からマスターするのは難しい。相当な生活経験や努力があっても、身につけるのは困難かもしれない。ストレートに本音でぶつかる社会の方がわかりやすくシンプルで、表と裏があるかのように誤解される日本人の習性は、広い世界を見渡せば損をしているのかもしれない。
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