2012年6月2日土曜日

■成人した子を親が養う時代に ソウルで同居者増加


成人した子を親が養う時代に ソウルで同居者増加
http://japanese.joins.com/article/011/153011.html?servcode=300&sectcode=300
2012年06月01日08時49分 [ⓒ聯合ニュース]

  【ソウル聯合ニュース】ソウルで世帯主である親と同居する30~40代が、この10年間で91.4%増加したことが分かった。

  ソウル市が1日までに、統計庁の人口住宅総調査などの資料を分析したところ、ソウルの居住者のうち世帯主の親と同居する30~49歳の人口は、2000年の25万3244人から2010年には48万4663人に増えた。30~49歳人口全体に占める割合も7.6%から14.7%と、2倍近くに拡大した。

  統計庁が2011年の社会調査で、世帯主の親に子どもと同居する理由を尋ねたところ、「子どもが経済的な理由などで独立した生活が不可能」(29.0%)、「孫の世話など子どもの家事を手伝うため」(10.5%)という子ども側の事情が39.5%を占め、「経済・健康上の理由で本人(親側)の独立した生活が不可能」(32.3%)を上回った。

  一方、ソウル市民のうち子どもが親を扶養すべきとの考えに同意する割合は、2006年の60.7%から2010年には30.4%とほぼ半減した。60歳以上を見ると、子どもとの同居を望む人の割合も2005年の49.3%から2011年は29.2%に低下している。

  市の関係者は「少子高齢化社会の進行、晩婚化や未婚・離婚者の増加、価値観の変化などにより、親が成人した子どもを扶養する世帯が増えているようだ」と説明した。



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