2012年6月4日月曜日

■【仏国ブログ】日本の名刺交換「厳格なルールがあり、儀式のよう」


【仏国ブログ】日本の名刺交換「厳格なルールがあり、儀式のよう」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0604&f=national_0604_035.shtml
2012/06/04(月) 09:52
       
 名刺に関する情報を発信するフランスのサイト「Cartes de visite vip」では、日本での名刺にまつわるのマナーについてつづっている。

 筆者は、日本では名刺の扱いに関して、厳密なルールがあると紹介。受け渡しの時からすでにこまかなルールが存在し、まず地位もしくは年齢が高い人が、名刺を先に渡すと説明。日本のビジネスにおける上下関係の明確さが名刺交換にも反映されていると述べている。
 
 そして、受け渡しをする時には、渡す側は軽くおじぎをしながら、両手の人差し指と親指で名刺をはさんだ形で渡し、受け取る側も同様に両手で受け取り、おじぎもする。フランスでは名刺の受け渡しには特にルールがないため、日本における名刺の受け渡しについては、ちょっとした儀式のようだと表現している。

 さらに、受け取り後のマナーはフランス人にとって少し難しいと感じるようだ。受け取った名刺は名前や所属、地位などをしっかり確認するように、少し時間をかけて見ることを勧めている。こうすることで、いただいた名刺に敬意を払っていることが相手に伝わると説明している。

 その後、フランス人は名刺をどこにしまっても特に失礼と感じることはないことが多いが、日本では、名刺は会合などの間は座っている席の横の方においておくと記している。

 日本では、名刺に関するマナーが世界のどこよりも厳しく存在しているようだとの見方を伝え、フランス人にとっては名前などが印刷されている一枚の紙である名刺だが、日本ではこの限りではなく、取り扱いには敬意を払う必要があると伝えている。



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