2012年6月13日水曜日

■【仏国ブログ】日本の梅雨「過ごしにくいが美しい景色が見られる」


【仏国ブログ】日本の梅雨「過ごしにくいが美しい景色が見られる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0611&f=national_0611_020.shtml
2012/06/11(月) 10:13
       
 日本の気象庁は9日、関東甲信と北陸が梅雨入りしたと発表した。日本に滞在中のフランス人のブログ「unandemavieaujapon」では、梅雨について紹介している。

 筆者は、東南アジアなどは熱帯や亜熱帯に属する地域なので雨季があるが、美しい四季の印象が強い日本には雨季はないと考えていた。しかし、雨季のような梅雨があり、その後は台風がくることを知ったと述べている。

 梅雨の時期は、1カ月以上続くこともあるが、梅雨明け後訪れる夏には、日差しが強く降雨量が少なくなるので、梅雨時期に一定の降雨量があり、それを夏に向けて蓄えておくため、日本にとって梅雨は大切な時期と説明。

 今年の梅雨明けも関東圏では7月21日頃と予想されており、1カ月以上も雨が続くことになる。週間天気予報を見ても、雨と曇りのマークばかりで、梅雨の帰還中には湿度が高くなり、衣服が皮膚にはりつく感じがしたり、また洗濯物は室内でエアコンの除湿機能などを利用して乾かすことになるなど、過ごしにくくなると記している。

 しかし、梅雨は過ごしにくいだけではないと筆者は語る。時々晴天になることもあり、その時は雨の水分を十分含んだ花や葉のみずみずしさが、美しく照らし出される。また、遠くに見える山の中腹から裾野にかけてくもがかかり、頂上の辺りだけが浮かんでいるように見える光景も素晴らしいと、梅雨の時期しか楽しめない美しさがあることを紹介している。
      
 フランスでは、一年の内に雨天が続く時期はあまり定まっておらず、また住む地方によっても天候が異なる。日本全体としては熱帯や亜熱帯に属していないが、全国的に雨季のシーズンがある日本の独特の気候は過ごしにくいが、フランス人の筆者には情緒も感じられることがうかがえる。



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