小惑星が地球に接近へ―推定13万トン
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324406204578293103240808418.html?mod=WSJJP_hp_EditorsPicks_2
2013年 2月 09日 15:12 JST
直径約45メートルの小惑星が米国東部時間15日に地球の近くを通過する見込みだ。危険を及ぼし得る天体としては、米航空宇宙局(NASA)の観測史上、最も地球に接近するとみられ、天文学者らは慎重に観測を続けている。
小惑星の重さは推定13万トン。NASAの専門家らは、この小惑星は多くの通信衛星よりも地球の近くまで接近するとしているが、衝突せずに通り過ぎていくと自信を示している。
15日午後2時24分、インド洋東部スマトラ上空を通過する際に地球まで約2万7700キロと最も接近する。強力なライフル銃から発せられた銃弾の8倍の速度で通過するとされ、気象条件によっては、 東欧、オーストラリア、アジアから双眼鏡や望遠鏡を使って観測できる可能性があるという。
カリフォルニア州にあるジェット推進研究所の専門家は「地球への影響はありえない」と話す。地球から遠い軌道に乗っている約400の衛星にも、危険はないと関係者らは述べている。
小惑星の正式名称は「2012 DA14」で、昨年2月にスペインで発見された。
地球の周りには普段から膨大な数の彗星や隕石、小惑星が行き交っている。ほとんどは大気圏に入ると燃え尽きてホタルのように輝く塵となり、その重さは毎日およそ100トンに上る。
一方で、破滅的なリスクをもたらす小惑星もある。カリフォルニア大学バークレー校の研究者らは1月31日、6600万年前の恐竜の絶滅と、メキシコのユカタン沿岸に幅180キロのクレーターを残した直径約 10キロの小惑星の影響との関係を、いっそう強める研究結果を発表した。同研究者らが科学誌『サイエンス』に掲載した最新報告によると、地質学的な時間幅では、この2つの出来事はほぼ同時に起こったと言えるという。
ジェット推進研究所の科学者らによれば、地球の軌道上を日々通過する「2012 DA14」と同サイズの天体は約50万個あるという。計算によれば、このサイズの天体が少なくとも40年に1つ地球に接近し、およそ1200年に1度の割合で地球に衝突する可能性がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿