2013年2月20日水曜日

■非正規35・2%過去最高


非正規35・2%過去最高
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-02-20/2013022001_03_1.html
2013年2月20日(水)

労働力調査 女性は54・5%

 総務省が19日発表した2012年平均の労働力調査詳細集計によると、雇用者(役員を除く)に占める非正規雇用労働者の割合は35・2%と、1984年の調査開始以来、最も高い割合となりました。前年に比べ0・1ポイント上昇しました。

 男女別に見ると、男性は0・2ポイント低下し19・7%、女性は0・1ポイント上昇し、54・5%となりました。

 雇用者総数は5154万人と、前年に比べ9万人減少しました。このうち、正規雇用労働者は12万人減少の3340万人。非正規雇用労働者は2万人増加し、1813万人と、調査開始以来最多となりました。パート・アルバイトは12万人増の1241万人となりました。契約社員・嘱託は354万人、派遣社員は90万人でした。

 失業期間が1年以上の完全失業者は107万人。年齢別に見ると、15~24歳の若年層は13万人、25~34歳は26万人となりました。若者の長期失業は依然として深刻な状態です。

 離職した完全失業者は204万人。このうち、「人員整理・勧奨退職のため」離職した労働者は27万人、「会社倒産・事業所閉鎖のため」離職した労働者は21万人でした。

 年間収入が200万円未満の雇用者は1782万人でした。このうち非正規雇用労働者が1369万人と、76・8%を占めています。



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