2011年12月2日金曜日

■生まれ変わるアゼルバイジャン、首都に三日月形の巨大ホテル


生まれ変わるアゼルバイジャン、首都に三日月形の巨大ホテル
http://www.cnn.co.jp/world/30004627.html
2011.11.17 Thu posted at: 13:06 JST

(CNN) アゼルバイジャンの首都バクーが石油とガスの輸出を背景に目覚ましい発展を遂げている。旧ソビエト連邦時代の低層の集合住宅や中世の城壁を見下ろす形で近代的なデザインの高層ビルが出現し、街の大胆な刷新を図るプロジェクトが進行中だ。

中でも大規模なのは「ホワイトシティー」と名付けられた都市計画。石油産業関連の公害を理由にかつて「ブラックシティー」と呼ばれた汚名返上の狙いが込められている。

かつて産業の集積地だった220ヘクタールの敷地の土壌を浄化してオフィス、ホテル、住宅などを建設、5万人が住み、4万8000人が働く拠点に生まれ変わる計画だ。

アゼルバイジャンは全土でインフラの整備が進む。バクーは今後5年で道路や公園、交通網、水道網の整備を完了し、インターネット接続も普及させる構想を描く。

新しいシンボルとなる高層ビル「フレームタワー」とテレビ塔は完成間近となった。さらに目を引くのは韓国の企業が設計を手掛ける三日月形のタワーホテル「ホテル・クレセント」と「クレセント・プレース」。カスピ海をのぞむ33階建てのホテルは2015年の完成を目指し、姉妹プロジェクトとして「フルムーンホテル」の計画も提案されている。

同社はさらに、国際コンペを通じて39階建ての高層ビル「クレセント・シティー」と国営石油会社SOCARの本社ビル建設も受注した。広報は「アゼルバイジャンはクリエーティブなデザインを積極的に取り入れる顧客が多く、それが国家の発展に大きく寄与している」と話している。


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