2011年12月8日木曜日

■【仏国ブログ】日本の細かなマナー「お辞儀の角度やスリッパなど」


【仏国ブログ】日本の細かなマナー「お辞儀の角度やスリッパなど」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1208&f=national_1208_034.shtml
2011/12/08(木) 10:06
  
 フランスと日本では、習慣やマナーが欧米の文化圏と異なるため、訪日時にはとまどいを感じるフランス人も少なくないようだ。日本に関するフランス人のブログ「VIES NIPPONES」では、日本独特のマナーや習慣を紹介している。

 筆者はまず、日本では「郷に入りては郷に従え」を念頭に置くべきと勧めている。日本は古くからの伝統や文化が現在も生きており、それが日本独特の魅力となっている。そのため、日本を訪れたら外国人である筆者たちも、日本人のマナーをできるだけ守り、気持ちよく滞在したいと考えている。

 特に、初対面のあいさつは、フランスと同様に第一印象の良し悪しを決定するものであるため、注意が必要と語る。アメリカの気軽なあいさつや、フランスの親愛の情がこもったあいさつとは異なり、日本では比較的厳格なルールがあると述べ、「こんにちは」「こんばんは」「ありがとうございます」など簡単な言葉とともに、状況に対応してお辞儀の角度も変わると説明している。

 これは、友人や家族との間では、間違えても特に問題が発生しないが、自分より上の立場にある上司などを相手にした場合は、正しい角度と言葉遣いが非常に重要になると述べ、日本での上下関係の厳格さを伝えている。

 また、日本独特の座り方である正座も紹介。最初は、日本文化を感じさせる座り方をしていることに嬉しさを感じるほどと語っている。しかし、5分ほど経過する頃には、足が痛く苦痛になると伝えている。男性の場合、あぐらなど座り方を変えることができる場合もあり、また外国人であるため、正しい姿勢を保つことができなくても許されることがあるが、基本的には長時間、足を折り曲げた状態での座り方を崩さないことが求められる正座は、フランス人にとってはかなり敷居が高いと感じられるようだ。

 個人宅に招待された場合には玄関で靴を脱ぎ、また和室ではスリッパも脱ぐなど、フランス人にとっては細かいと感じられるルールもつづっている。

 また、日本のお風呂は、単純に体を洗うためだけの場所ではなく、浴槽のお湯は家族が共有することになる。そのため、浴槽の水を汚さないように、フランスでは「プライベートな時間」と考えられている入浴時にも、他人への配慮を忘れないようにすることが必要とつづっている。

 フランス人にとっては、これらの習慣は少々難易度が高いが、同時に、日本文化を体感できる機会ととらえられていることが記事から伝わってくる。



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