2013年2月13日水曜日

■【コラム】 観光立国を日本再生のキーに


【コラム】 観光立国を日本再生のキーに
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0213&f=column_0213_024.shtml
2013/02/13(水) 13:47

観光客復活

 2012年の訪日旅行者数は震災前の水準をほぼ取り戻した。国土交通省観光局の資料によると、訪日外国人は836.8万人と過去最高だった。2010年の861.1万人の2.8%減と震災前の水準になった。台湾、中国、タイ、マレーシアなどが過去最高を記録したようだ。なかでも台湾は146万6700人と、2010年に比べ15.7%増えた。

 中国も143万人と1.3%増えた。2012年8月までは過去最高のペースで訪日数が増えていたが、2012年9月から激減している。

 数は少ないが、タイが21%、マレーシアが14%、インドネシアが26%とアジア諸国からの訪日が増えており、観光立国キャンペーンの成果が上がっているようだ。尖閣問題で緊張する中国からの観光客を除いて。

製造業復活は夢
  
 2012昨年の日本の貿易赤字は過去最大の6兆9273億円。自動車の輸出にかつての勢いはなく、家電は惨憺たる状態で、国内生産での輸出は多くを期待できない状態だ。エネルギーコストが異常に高く、土地代も人件費も高い日本の製造業は、大量生産のコモディティ製品では新興国に勝てる見込みは少ない。これからも工場の海外移転が進み、国内の雇用が失われていくだろう。

 2013年12月の製造業就業者数も51年ぶりに1000万人を割り込んだ。日本の技術を活かした製品は当面、市場が小さく、とても自動車や家電のような収益と雇用を作り出すのは難しい。

 製造業で足りない分は、日本の良さを活かした観光業を核にした産業が収益の柱に育ってほしい。訪日外国人旅行者数は過去最大だった2010年に861万人。その時の日本人海外旅行者数は1663万人。同じ2010年の国際観光客到着数ランキング1位はフランスで、7715万人と日本の約9倍。中国が5566万人、香港が2008万人、韓国も879万人で日本より上位だ。日本もまだまだ伸ばせるはずだ。観光庁の目標、2016平成28年度1800万人を超えるよう期待したい。

日本の良さを活かして

 訪日旅行客が最も多い韓国は、放射能に関する風評被害で子供連れの家族旅行などに敬遠されているため、まだ震災前の水準に回復していない。成田・仁川間、成田・釜山間にLCC(エアアジア・ジャパン)が相次いで就航して割安感が醸成されたのに加えて、最近の円安でさらに割安感が増し、回復が期待できる。台湾からの訪日客は震災前を超えて中国より多くなった。

 関西・台北、成田台北経由シンガポール、函館・台北にLCCが就航し便利になった。4月には「宝塚歌劇団台湾公演」も予定されているそうだ。宝塚を観光ランドにて伊丹空港とセットにした観光スポットできないだろうか。工夫の余地はいっぱいありそうだ。



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