2012年1月23日月曜日

■米国、中国人観光客のビザ申請手続きを簡素化へ



米国、中国人観光客のビザ申請手続きを簡素化へ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0122&f=politics_0122_014.shtml
2012/01/22(日) 20:53
   
 オバマ米大統領は19日、観光業発展の促進に関する行政命令に署名した。米国務省と国土安全保障省に非移民査証の申請手続きの簡素化と迅速化を求めるなど、中国人観光客にプラスとなる措置が採られる。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 2011年、米国領事館が取り扱った中国人による査証申請は100万件で34%増加、ブラジル人による申請は80万件で42%増加した。

 過去5年で、ブラジル人への訪米ビザ交付率は234%上昇、中国人への交付率は124%上昇した。2016年には中国、ブラジル、インドからの観光客はそれぞれ135%、274%、50%増加する見込み。

 これら3カ国の米国経済への貢献は150億ドルに達し、なかでも、中国人観光客とブラジル人観光客が1回の米国旅行で消費する額は平均6000ドルと5000ドルに上る。

 米ホワイトハウスは同日に出した声明で、行政命令の注目点を発表した。声明によると、今回の措置により多くの中国人観光客とブラジル人観光客の時間とお金を節約し、もう一度観光に訪れるよう奨励することができる。また、中国人観光客の増加は米国の観光関連の雇用の増加にもつながる。

 米国は11年11月、12年に中国とブラジルに領事館職員を50人ずつ追加派遣すると発表した。米国は、2013年までに中国とブラジルからの訪米査証の取扱件数を現在の2倍の400万件に増やす方針だ。




0 件のコメント:

コメントを投稿