スチュワーデスが酒場でサービス? 客室乗務員が不快感
http://japanese.joins.com/article/519/152519.html?servcode=400§code=430
2012年05月22日18時07分 [ⓒ 中央日報]
客室乗務員の服装をした女性だけがいる 「スチュワーデスバー」が登場した。 「美貌のスチュワーデスが最高のサービスで接待します」。
最近、昼休みの時間にソウル江南(カンナム)駅付近では、航空会社の客室乗務員の服装をしたスタイルのいい女性が、名刺大のビラを配る姿が見られる。 首に巻かれたスカーフなど、一見、航空会社の客室乗務員のように見えるが、スカートは航空会社の公式ユニホームより20センチ以上短く見える。
彼女たちが広報する店は、客室乗務員の服装をした女性だけがいる一種の「コンセプトバー」だ。 「スチュワーデスバー」とも呼ばれるこのバーは、江南駅・汝矣島(ヨイド)・武橋洞(ムギョドン)などで人気だ。 従業員が街中に出てきて「スチュワーデスがお酒を注ぐ」と宣伝している。
付近の客室乗務員専門学校に通うホン・ジインさんは「客室乗務員を目指す人には憧れの服なのに、これを酒場の衣装にしているのは不快に思う」と語った。
この航空会社のユニホームは2005年、世界的なファッションデザイナー、ジャン・フランコ・フェレがデザインして有名になった。 水色のシルクブラウスとかんざしを連想させるヘアピン、スカーフが特徴だ。 「スチュワーデスバー」の従業員は航空会社のユニホームと同じ服を着て客を接待する。 機内サービスを連想させるメニューとインテリアも特徴だ。
メニューは機内の客室等級にちなんでいる。 エコノミーコース(14万9000ウォン)が最も低料金で、ビジネスクラス(21万ウォン)、ファーストクラス(26万9000ウォン)もある。 こうしたコースメニューには「ウイスキー+おつまみ+スチュワーデスまで提供」と書かれている。
この店のマネジャー(33)は「希望するスチュワーデスがいれば10万ウォン(約7000円)で1人ずつ座らせることができる」と説明した。
スチュワーデスバーに、現職の客室乗務員と客室乗務員志望者が不快感を表した。 航空会社で客室乗務員7年目のキムさん(29)は「整形外科、皮膚科などの病院で私たちと似たユニホームを着るのが流行しているという話を聞いたことがあったが、酒場で着るというのはがまんできない」と話した。 別の客室乗務員のチェさん(25)は「私たちのユニホームを着てビラを配るのをみて、会社の同僚かと思って驚いた」とし「他の人は着ることができないように会社が何らかの措置を取るべきだと思う」と語った。
実際、このユニホームはインターネットショッピングモールで4万5000ウォンで販売されている。 こうした「スチュワーデスバー」のほか、女性軍の服装の「コンセプトバー」も汝矣島に登場している。
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