「いい仕事」ってどんな仕事?変わりゆく若者の定義―中国
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2013年3月6日 17時57分
2013年3月4日、中国の若者にとって「いい仕事」の定義が大きく変化してきている。現在の若者は高額な給与よりも、ワーク・ライフ・バランスを重視する傾向が出てきているという。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を5日付で環球時報が伝えた。
中国では毎年、春節(旧正月)の大型連休を終えたころが求人・求職ともに最も多くなる時期である。連休前に年末のボーナスを受け取り、休暇をはさんだ仕事始めの日が“退職願い”のピークの日になるという。
この春節後の“転職ラッシュ”、今年は例年に比べても圧倒的に規模が大きい。ある求職サイトの担当者は「春節明けの求職者数と提出された履歴書の件数は前年同期比で36%増、求人企業の数は約2倍になっている」と話す。
この求職サイトがホワイトカラー約8000人を対象に実施したアンケート調査からは、彼らの転職理由が読み取れる。回答者の62%が転職の動機に「給与の低さ」を挙げ、23~25歳に限ると低賃金に不満を持っている回答者は88%にも達する。加えて、厳しい残業や高すぎる住居費と給与のバランスに苦心するケースが最も多かった。また、回答者の92%が「残業によって健康を損ねた」と回答するなど、健康と職場環境に関する問題も転職の大きな原因となっている。さらに、回答者の50%以上が「直近1週間以内に上司から批判されたことがある」と答え、その内の62%が、それを機に「転職を考慮した」と回答している。
一方、若者が描く「いい仕事」に対する定義にも大きな変化が見られる。70年代生まれの世代は主に「高給」と「地位」を重要視していたが、80年代生まれの世代にとっては、「ワーク・ライフ・バランス」や「職場内で尊重されること」が非常に重要になっている。
リクルーティング企業アンタル・インターナショナルの中国地区担当者は「中国では、仕事と生活両方を共に重視する考えは比較的新しいが、過去5年間続いた賃金上昇の上げ幅が緩やかになり、その他の要素がますます重要になってきている」と指摘している。
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