2013年3月19日火曜日

■インドでコーヒーがブーム


インドでコーヒーがブーム
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2013年 3月 18日 13:59 JST
By NEENA RAI、DEBI NAYAK

 「昔は毎日紅茶を飲んでいたが、コーヒーのチェーン店がオープンした後は、そこにコーヒーを飲みに行く」とムンバイの広告代理店のマネジャーは話す。

 インドの若者の間でコーヒー愛好家が増えている。インドにコーヒー人気を引き起こしているのは、イタリアのラバッツァ、スイスのネスレ、米国のスターバックスなどの国際的なコーヒー会社。インドは成長を続けており、先進国では期待できないような利益をもたらす。

 インドのコーヒー消費量が増加しているため、同国のコーヒー豆の輸出は減少すると見込まれており、世界のコーヒー相場は下支えられそうだ。市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによれば、インドのコーヒー需要が世界に占める比率は1.4%にすぎないが、今年の需要は前年比9%弱増の4億8660万ドル(約462億円)に達する見通し。過去5年間では80%弱の増加を記録している。

 国際コーヒー機構(ICO)によると、インドの一人当たり年間コーヒー消費量は約85グラムで、米国の4.1キロに比べるとほんのわずかだ。しかし、インドの人口は12億人を数え、しかも3―4億人に上る中所得層が拡大を続けている。

 スターバックスとインドのタタ・グローバル・ベベレッジズの合弁会社タタ・スターバックスのアバニ・サグラニ・ダブダ最高経営責任者(CEO)は、「インドの経済規模やコーヒー部門の成長率に加え、購買力の増加、消費者の嗜好の変化は我々に大きな機会を提供している」と期待を語る。

 タタ・スターバックスは、昨年10月にインドの1号店を開設し、現在ではムンバイとニューデリーに7店舗を持っている。コーヒー豆を小売店に販売しているラバッツァは最近、バンガロールにコーヒー店をオープンした。同社のアジア・太平洋部門の責任者であるアティリオ・カプアーノ氏は、インドの主要都市に店舗を持つのは、同国にラバッツァ・ブランドを広げる戦略の一環だとしている。

 インドではインスタントコーヒーの需要も増加している。ネスレは昨年インド南部にコーヒー農園を設置し、ネスカフェの需要増を満たすため生産性改善策を農家に実地に教え始めている。

 インド・コーヒー委員会によれば、同国の2012―13年度のコーヒー豆生産高は約31万5500トンと予想されている。一方、昨年のコーヒー豆の輸出高は約9%減の31万0021トンにとどまった。インドのコーヒー貿易団体であるインド・コーヒー・トラストのアニル・バンダリ会長は、国内消費の増加を受けて同国は今後5―10年間にコーヒーを輸出できなくなろうと予想している。




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