2012年1月20日金曜日

■「カジノ誘致」削除 関西広域連合、観光・文化計画最終案


■「カジノ誘致」削除 関西広域連合、観光・文化計画最終案
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20120119000132
【 2012年01月19日 22時14分 】

 関西広域連合の関西観光・文化振興計画策定委員会(座長・大橋昭一和歌山大名誉教授)が19日、京都市上京区で開かれ、計画の最終案をまとめた。賛否が分かれているカジノ誘致の検討について計画から文言を削除することを決めた。

賛否続出、研究継続と付記

 大阪府がカジノ誘致に積極姿勢を見せ、広域連合も海外誘客の一環として、昨年7月にまとめた計画中間案にカジノ誘致を明記した。しかし広域連合内の府県知事やカジノの研究会で賛否が分かれ、昨年12月の前回策定委では委員の有識者から計画からの削除を求める声も出た。

 このため事務局の府が検討。この日示した最終案では「カジノ」の文言が消え、計画の付記文書に「議論の素地を作るために引き続き研究を行っていく」と記すにとどめた。

 ただ大阪府は橋下徹前知事(現大阪市長)時代に独自でもカジノ誘致を進める方針を示しており、関西でのカジノ立地をめぐる議論は続くとみられる。

 計画は2012~14年度が期間。「アジアの文化観光首都」を関西が目指すとし、将来目標として海外からの観光客を現在の3倍以上にあたる1千万人に増やすことを目標に掲げた。

 最終案は26日に大阪市内で開く広域連合の知事会合に示した後、3月予定の広域連合議会に報告する。






■関西広域連合が観光振興最終案 将来「アジアの文化観光首都」に カジノは記載見送り
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120119/lcl12011922330002-n1.htm
2012.1.19 22:32

 関西広域連合の関西観光・文化振興計画策定委員会(座長、大橋昭一和歌山大名誉教授)が19日、京都市内で開かれ、関西の将来目標を「アジアの文化観光首都」とし、来年度からの10年間で訪問外国人客を現在の約3倍の約1千万人にすることを目指すとする最終計画案をまとめた。26日の知事会合に報告する。

 一方、昨年12月の試案で記載されたカジノの誘致については、委員の間で反対意見が多かったことを踏まえて記載を見送り、「国の動向を見据えながら、議論の素地を作るために引き続き研究を行っていく」と付記するにとどめた。

 最終案では、平成25年を「KANSAI国際観光YEAR」として、関西食文化イベントなどで集中的にPR活動を展開。26年度までに、中国をはじめとする国別の誘客PRや関西地域限定の通訳案内士(仮称)制度を始めるとした。



0 件のコメント:

コメントを投稿