昨年の外国人観光客数 県内の訪問率、ほぼ半減 奈良
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120510/nar12051002100003-n1.htm
2012.5.10 02:10
遷都祭反動や震災影響も
平成23年に国内を訪れた外国人が県内を訪れた割合を示す「訪問率」が昨年、3・8%で、前年の7・5%からほぼ半減したことが、観光庁の調査で分かった。全国の外国人観光客数から推計した県内への訪問数も、昨年は23万6千人(前年64万6千人)と激減していた。県は、前年の平城遷都1300年祭からの反動減に加え、東日本大震災の影響もあるとみている。
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訪問率は、国内を訪れた外国人が出国する際、どの地域を訪問したかを尋ね、算出する。昨年は2万5744人を対象に調査した。
その結果、昨年1~3月は5・2%で、同4~12月も3・3%。昨年1年間を通した訪問率は3・8%と、前年比3・7ポイント減だった。
訪問率の全国ランキングでも、県は12位で、前年の11位からランクを落とした。減少率の大きさでは、県は全国5位。1位は東京都で、2位は京都府だった。
昨年は東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で、国内の外国人観光客数は621万9千人と、前年の861万2千人から大幅に減少した。
このデータをもとに県が県内の外国人観光客数を試算したところ、23万6千人で、前年の64万6千人から4割以下の水準に落ち込んでいた。
また、県が奈良市内5カ所の観光案内所などで実施している調査でも、外国人観光客数は23年が7万7千人で、前年の12万7千人から大幅に減少しており、低迷を裏付けた。
県によると、訪問率が減少した理由として、東日本大震災や平城遷都1300年祭からの反動減などを指摘。国の調査の実施機関が昨年4月、日本政府観光局(JNTO)から観光庁に変更されたことも影響したとみている。
ただ、県の調査では今年、1~3月の外国人観光客数は回復傾向という。県は、近隣府県と連携した観光プロモーションや中国人観光客の誘致などに力を入れるとしている。
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