2012年5月8日火曜日

■リプトン、「最高のお茶」のはずが安値茶葉を大量調達


リプトン、「最高のお茶」のはずが安値茶葉を大量調達
http://j.people.com.cn/94476/7811099.html
「人民網日本語版」2012年5月8日

 世界茶最大手のリプトンは、「最高のお茶は最高の茶畑から」と公式サイトで宣伝を行なっている。ところが基準超のレアアース汚染、EU基準超の残留農薬といった情報が伝わっている。新京報が伝えた。

 リプトンの主な供給地である安徽省南部を取材したところ、ユニリーバが調達するティーバッグ茶葉は夏・秋に収穫された茶葉で、「大路茶」(一般的な茶)と称されている。業界関係者によると、1キロ当たりの買い上げ価格は約20元(約260円)のみであるという。


 ◆名ばかりの「最高のお茶」

 春に摘み取った新芽による銘茶と異なり、安徽省南部の企業がユニリーバに販売する「大路茶」は、夏・秋に収穫された茶葉だ。

 現地の農家によると、春に収穫された新芽の買い上げ価格は1キロ当たり約80元(約1040円)が相場だが、夏季はこれと比較して安価である。

 ユニリーバはこれまで、安徽省南部の茶葉生産地区に多数のサプライヤーを抱えていたが、現地各社が銘茶の生産量を拡大したことにより、「大路茶」の生産量が減少した。現在、現地でユニリーバに茶葉を提供する企業は1社のみで、年間供給量が約400トンに達している。

 ユニリーバに茶葉を供給する企業の総経理は、「ユニリーバの買い上げ価格は割安で、1キロ当たり約20元ほどだが、大量購入してくれる」と語った。


◆宣伝に偽りあり

 ユニリーバ中国区の曾錫文副総裁は、「春茶で最重視される線形は、ティーバッグ茶にとって重要ではない。また揉みの生産工程において、春茶は柔らかすぎ、ボロボロになりやすい。4-5月の夏茶は香りが高く、ポリフェノール等の有効成分の含有量が増加するため、当社の条件により合致する」と反論した。

 天猫(旧タオバオモール)リプトン公式旗艦店で、「リプトン緑茶ティーバッグ25袋セット」(50グラム)の販売価格は11.9元(約155円)に設定されていた。曾副総裁は、「ティーバッグと一般的な茶葉の価格を単純に比較することはできない。ティーバッグは加工製品であり、付加価値が高い」と説明した。

 華東政法大学経済法学院の呉弘院長は、「ユニリーバの『最高のお茶』、『最高の茶畑』という宣伝は疑わしく、中国の現行の『広告法』、『反不正当競争法』の規定に違反している可能性がある」とし、「主管部門は積極的に介入し、海外企業および有名メーカーに対する迷信を解き、消費者に説明するべきだ」と提案した。



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