<ジュネーブモーターショー>燃費競争、日本車がリード…追う韓国
http://japanese.joins.com/article/116/169116.html?servcode=800§code=860&cloc=jp|main|top_news
2013年03月07日16時54分 [ⓒ 中央日報]
上からラ・フェラーリ(F150)、トヨタカムリのハイブリッド、プジョー208、現代アクセント1.6ディーゼル。 1リットルのペットボトルを持って、コンビニにでも行くようにガソリンスタンドに行く。 家に帰って車に軽油1リットルを入れる。 追加の注油なく10日間、往復10キロの自宅-会社間を行き来する。
映画に出てくるようなことが現実になっている。 火がついた自動車燃費競争の結果だ。 1リットルの燃料で100キロ走る“リッターカー”の夢を実現した車は、独フォルクスワーゲンのディーゼルプラグインハイブリッド車「XL1」。 5日(現地時間)からスイス・ジュネーブで開催されているジュネーブモーターショーで公開された。
この車は燃料1リットルで111.1キロ走る。 市内走行と高速道路走行を対象にした欧州式燃費テストを行った結果だ。 最大50キロまでは燃料をほとんど使わず、電気モーターだけで走る。 変数が多い実際の走行ではこれに達しないかもしれないが、こういうテスト数値が出てきたことだけでもモーターショーを賑わせている。
「XL1」だけではない。 燃費競争はもう車種を問わない。 都心・家族用車や小型車だけに燃費を求める時代は過ぎた。 高性能スポーツカーで有名なフェラーリも電気モーターを搭載した。 「高性能を楽しむなら燃費はあきらめろ」という言葉はもう古い。 電気モーターとバッテリーを搭載したフェラーリの新車「ラ・フェラーリ」(F150)は従来のモデルに比べ燃費が40%向上した。 しかし高速走行では相変わらず強力な出力(963馬力)を誇る。 1台14億ウォン(約1億2000万円)以上のこの車は世界で499台のみ限定販売される。 燃費が節約を越えて、技術の象徴になったのだ。 中・大型車も燃費を強調している。 最近登場したジェネシス2013(ダイナミックエディション)も運転席の計器盤に瞬間燃費と平均燃費を表示する。
燃費競争の前後には景気沈滞、CAFE(Corporate Average Fuel Economy)がある。 08年のグローバル金融危機は燃費競争の導火線となった。 不況が原油価格に対する消費者の心配を深めたからだ。 “油を食う車”の代名詞だった米国車も、今は燃費を強調したマーケティングをしている。 フォード・フォーカスのディーゼルのマーケティングポイントは「同級最強の燃費」だ。 この車の公認燃費は17キロにのぼる。 ハイブリッド車に対する消費者の関心も高まっている。 韓国市場で2006年のハイブリッド車販売は201台にすぎなかった。 しかし2011年には2万台を超え、昨年は3万7030台売れた。
企業が燃費競争に死活をかける理由は他にもある。 CAFEに象徴される規制と罰金だ。 CAFEは米国の燃費規制法。 自動車メーカー別に平均燃費を計算し、燃費規制をする。 2012年基準値は乗用車32.7mpg(1ガロン当たりのマイル)。 2020年にはこの基準が44.2mpgに高まる。 8年以内にすべての企業が燃費を平均35%以上改善しなければならないということだ。 これを守らなければ罰金を支払うことになる。 フェラーリのような高級車も燃費を無視できない理由だ。
最もリードしているのはやはり日本車。 トヨタの昨年の平均燃費は41.7mpg。 現代(38.7mpg)もこれを追っている。 しかし現代車は2020年まで現在より燃費を14.2%、起亜車は22.1%向上させなければならない。 大型車が多いGM・フォードなどが下位圏だ。 GMは8年間に34%の向上が必要だ。
欧州も例外でない。 欧州の燃費規制は二酸化炭素(CO2)排出量を基準とする。 2020年までに95グラム/キロまで削減しなければならない。 現在より平均30%減らすということだ。 CO2排出量を減らすには、燃料の消費を減らす方法しかない。 このため「燃費は生存」という言葉が自動車業界で出ている。
企業の燃費改善は2つに分かれる。 一つはハイブリッドを筆頭とするエコカーだ。 世界1位のトヨタがリードしている分野でもある。 トヨタの代表車種カムリのハイブリッドモデルは昨年、韓国だけで1824台売れた。 2011年に比べ7倍以上増えた。 トヨタの関係者は「カムリのハイブリッドは従来のハイブリッドに比べ便宜性・耐久性・乗車感を高めた」と話した。 今はもうエコカーが大衆車になりつつあるということだ。 現代車はツーソンixの水素燃料電池車を世界で初めて量産し始めた。 平均燃費は1リットル27.8キロ。
しかしエコカーは開発に長い時間がかかる。 短期間で規制基準に達するのは難しい。 したがってもう一つ重視する点が“ダイエット”だ。 プジョー208は従来のモデルの207より173キロ軽い。 10%以上も体重を減らしたのだ。 エンジンも単純化し、不必要な装置を減らし、車体に使う部品は軽量化した。 この結果、プジョー208の1.4モデルは燃費が21.1キロで、現在韓国で市販中の車では最高だ。 韓国車では現代アクセント1.6ディーゼルが19.2キロでトップ。 現代車の関係者は「動力をタイヤに伝える変速機性能を高めたり、丈夫で軽い新しい材質の鋼板を作る研究に集中している」と述べた。 ハンファ投資証券のキム・ヨンチャン研究員は「内燃機関の燃費改善は今はもう自動車・部品会社の最優先課題であり、新しい成長動力」と話した。
0 件のコメント:
コメントを投稿