2011年10月31日月曜日

■【米国ブログ】フグを食べる日本人「危険を承知で食べる理由」


【米国ブログ】フグを食べる日本人「危険を承知で食べる理由」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1028&f=national_1028_058.shtml
 2011/10/28(金) 10:03
  
  米国のブログ「philfriedmanoutdoors.typepad」では、魚好きの米国人男性がフグを食べる日本人について語っている。

  筆者は、フグの毒は青酸カリの千倍といわれているが、日本人はなぜそんな危険を冒してまでフグを食べるのだろうと疑問を呈している。

  フグの刺身を「てっさ」と呼ぶが、フグを鉄砲にたとえ、フグには猛毒があり、当たると死ぬことからこのような呼称がついたと記している。また、フグの薄造りは菊の花のように装飾的に皿に盛りつけられて見た目に美しいが、菊は葬儀に使われる花だというから皮肉な話だと指摘している。

  実は筆者もフグが大好きで、死を覚悟して食べているという日本人の気持ちが少し分かると語っている。それには2つの理由があり、フグは本当においしいことと、ふぐ調理師資格を持つ職人が料理されたものだけが正規に売られているので危険が少ないことを挙げている。

  ふぐ調理師とはフグの持つ毒を含む部分と食用部分を分離する作業を行う。食用のふぐは20種類以上あり、多くがとても類似しているため、フグ中毒が起こることがあるが、毎年日本で起こるほとんどのフグ中毒は、無免許の人がふぐを調理した場合が多いという。

  フグは日本中に分布しているため、筆者は兵庫県淡路島で釣ったことがあるが、免許なしで食べることにためらいを感じ、仕方なく海に放したと当時を振り返っている。

  ふぐ刺しは米国でも免許を持つ調理師が料理したものを食べられるという。筆者は、小さな皿で25ドル程度からオーダーできるので、勇気のある人はぜひ食べてみてほしいと締めくくっている。(



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