2011年10月26日水曜日

■【仏国ブログ】中国語が分からない外国人向けの中国旅行テクニック

【仏国ブログ】中国語が分からない外国人向けの中国旅行テクニック
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1025&f=national_1025_080.shtml
2011/10/25(火) 11:38

  漢方薬や中国の食文化を中心に、中国についての情報を扱うフランスのサイト「Tuena et Dietetique Chinoise」では、中国語がまったく分からないフランス人が中国を旅する際のコツについてつづっている。

  フランス人にとっては、漢字はフランス語やアルファベットと異なるため、推測ができず、中国語の発音もフランス語の発音にはないものもあり、これも容易ではない。

  そこで、筆者がまず勧めているのが、漢字と中国語の発音表記であるピンイン(拼音)があわせて記載された旅行ガイドだ。ピンインとは、中国語の音節を音素文字に分けて、アルファベットの組み合わせで表せるようにした発音表記。

  漢字だけの場合、フランス人旅行者が旅行ガイドそのものを理解できず、またピンインは年配の中国人には理解されないこともある。そこで、、併記されたタイプのガイドならば、地名や会話の部分などを必要に応じて指をさせば、コミュニケーションできると述べている。

  次に、メモ帳と鉛筆、消しゴムを挙げている。目的地までどう行けばよいかといった場合には、道を記してもらえる。そして、中国でもアラビア数字が使用されているので、買い物時などに金額を確認する場合にも有効と伝えている。また、特に若年層の中国人は英語を学んでおり、最低限のコミュニケーションが取れることがある。しかし、中国人もフランス人である旅行者にとっても英語を母語としていないため、それぞれの持つアクセントなどが円滑なコミュニケーションの妨げとなることもある。このような時、メモ帳と筆記用具があれば英文で筆談が可能になるので有用だと記している。

  最後に、旅行出発前の短期間で中国語の発音だけでも学ぼうとしないほうがよいとつづっている。付け焼刃の発音の場合、中国人には理解されないか、またはまったく違う意味としてとらえられる恐れもあると説明。

  フランス人にとっては中国語は大変難しいため、旅行者はさまざまな工夫をして中国旅行を楽しんでいる様子がうかがえる。(編集担当:山下千名美・山口幸治)



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