2011年10月17日月曜日

■【仏国ブログ】もし日本が災害で消滅したら?「世界的な損失」


【仏国ブログ】もし日本が災害で消滅したら?「世界的な損失」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1017&f=national_1017_042.shtml
2011/10/17(月) 12:02 サーチナ
  
 東日本大震災が発生した日本は、世界中から復興の状況が注目されている。最近では中規模の地震などの情報も海外で報じられ、日本は自然災害が多い国と改めて認識されている。

 そんな中、フランスのオンラインマガジンサイト「Suite101」では、もしも日本が災害で沈没してしまった場合の状況を考察している。

 まず、一国家がなくなった場合、事務的な問題があると指摘。国の合併や分割ならば、その後認定された国が、その領土内のことを引き継ぐ。しかし、沈没して消滅となると、国債の返済金などの支払いができなくなるほか、生存した日本人の国籍がどうなるかなどの問題が発生するだろうと述べている。

 また、政治的なバランスの崩れも挙げている。日本がなくなった場合、中国がアジアの覇者としてすぐに名乗りをあげ、アジア圏を独占するだろうと予測。また、米国は日本があったからこそ政治および軍事面でもアジアに力を持つことができている状況なので、米国の影響力はアジア圏で弱まる。この場合、日本にある米国の軍事施設などにより、安全が保たれている状況の台湾などの小国が受ける影響も多大だろうと記している。

 ほかには、日本が生み出し、世界に発信している技術力がなくなることは世界的な損失だと述べている。日本の技術は、日本以外では生み出せないような高度な技術もあり、日本がなくなると、今後の技術発展のスピードも落ちるだろうと予測している。

 筆者は、地球上の島が沈没することはこれまでにもあったとし、日本は島国の国家であるが、経済面でも技術面でも世界のトップクラスの国であり、これが沈没したら世界が変わることになる、との見方を示している。



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