2011年10月21日金曜日

■【中国ブログ】韓国サムスンと中国レノボ、アップルに続くのは誰か


【中国ブログ】韓国サムスンと中国レノボ、アップルに続くのは誰か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1019&f=national_1019_051.shtml
2011/10/19(水) 09:14  サーチナ

 iphoneでスマートフォン市場を席巻し、ipodやiMacなどで世界中の消費者から支持を得ていた米アップル社だが、創業者のスティーブ・ジョブズ氏が死去したことで、その先行きに暗雲が立ち込めている。中国人ブロガーの「第一領導力中心官博」さんは、全世界の電化製品に「3国時代」が到来していると述べ、レノボとサムスンがアジアを代表する時がまもなく来ようとしていると綴っている。

 まず筆者はレノボのマーケティング戦略について、「勢力範囲を拡大する方法は正攻法、エンドユーザーに狙いを定めて活路を見出し、今後のカギとなるのは経験を積むこと」と指摘した。

 レノボはIBMのPC部門を買収して業績を目覚しく拡大させたが、そのIBMより引き継いだ「Thinkpad」がビジネス分野をカバーし、「Thinkpad」から派生させた「ideapad」が娯楽分野をカバーしている。筆者は「今後のカギは『インタラクティブマーケティング』、つまり顧客との情報を交換できるマーケティングやサービス分野での経験」と述べた。レノボがNECと日本で合弁会社を設立したのも上記の分野で「消費者に近づくためのノウハウを得るため」と指摘した。

 次にサムスンであるが、筆者はそのマーケティング戦略を「既存のものを覆す創造性、標準を創り出し、応用の最適化を図ること」と述べた。

 創業時代のサムスンはソニーを追い越すことが目標であり、ソニーの「vaio」よりも1ミリでも薄いノートPCを、「トリニトロン」を超える液晶パネルを創り出すことを追い求めていたと指摘。

 携帯の分野ではソニーエリクソン、モトローラーを追い越すことを目標にし、スマートフォンの分野では「iphone」を目標にすることで、サムスンはその「創造性」を養ってきたと分析した。一方、筆者は今後の課題として、「常に追いかける側であったサムスンが今後リードする側になった時に、引き続きその創造性を発揮できるか」と疑問を呈し、新たな「標準」を創り出し、「最適な応用」を生み出すため、うわべだけではない大きな壁を実質的に乗り越えることが必要となってくると主張した。
(編集担当:畠山栄)



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