2011年10月28日金曜日

■【米国ブログ】日本の鉄板焼き「米国とメニューが違うので要注意」


【米国ブログ】日本の鉄板焼き「米国とメニューが違うので要注意」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1027&f=national_1027_058.shtml
2011/10/27(木) 10:03 サーチナ
  
 米国では、人気の日本食として「鉄板焼」を挙げる米国人も多いようだ。米国のブログ「samuraitours」では、日米の鉄板焼の違いについてつづっている。

 今や米国ですしを知らない人はいないくらい、日本食の知名度は高い。しかし、すしが紹介されるずっと前から日本食として人気があったのが「鉄板焼」だと紹介。鉄板焼は米国人に好まれ成功したが、伝統的な日本料理ではなかったため、ブームとは呼ばれなかったと述べている。

 米国の鉄板焼は日本でも同じだと思っていた筆者は、訪日して、メニューの内容が全く異なることに驚いたという。米国の鉄板焼きレストランでは、牛肉やチキン、シーフードやフライドライスが主なメニューなのと比較して、日本ではお好み焼きや焼きそばが主なメニューだと記している。

 筆者は米国ではあまり紹介されていない焼きそばについて、キャベツやタマネギ、薄くスライスされた豚肉に麺を入れて焼いたもので、豚肉の代わりにイカやホタテ貝などシーフードを加えることもあると説明している。

 お好み焼きについては、最近は日本旅行で食べたことがある人が増えたものの、米国での知名度はまだ低いようだ。筆者は、日本を旅行する人は知っていると思うが、東京、大阪、広島と地域によってお好み焼きのスタイルが異なると述べ、基本材料として小麦粉と卵、キャベツを使う点では類似しているが、材料や焼き方に差があると解説している。

 東京スタイルとして、もんじゃ焼きを紹介している。お好み焼きより小麦粉を溶かす水の量が多く、鉄板にコテで押さえつけながら食べるのが特徴。東京月島はもんじゃ焼きの町として有名なので、訪ねてみることを勧めている。

 大阪スタイルはパンケーキと同じように作られ、お好み焼き専門店では、店員が客の目の前でお好み焼きを焼いてくれることもあると記している。大阪が発祥とされるお好み焼きは日本中で人気があると好評ぶりを伝えている。

 さらに、広島スタイルは材料を全部混ぜ合わせるのではなく、水で溶いた小麦粉を薄くクレープ状に伸ばして焼き、具を重ねていく焼き方だと語り、それぞれ異なったおいしさだと印象をつづっている。

 最後に筆者は、日本と米国では鉄板焼は異なるので、注意した方が良いだろうとアドバイスしている。



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