2011年10月28日金曜日

■【米国ブログ】日本の言葉『ツンデレ』、「米国にないうまい表現」


【米国ブログ】日本の言葉『ツンデレ』、「米国にないうまい表現」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1026&f=national_1026_089.shtml
2011/10/26(水) 11:26 サーチナ

 日本文化に詳しい米国のブログ「behind-the.nihonreview」では、米国人男性が日本のおたく用語として「ツンデレ」という表現について考察している。

 日本に滞在した経験のある筆者は、訪日する度におたく文化がさらに発展していることに気付くという。おたくの聖地と呼ばれる秋葉原への観光客も増大しているように思えると印象を記している。

 おたく文化は独自の進化を遂げ、さまざまな流行を生んでいるとし、おたく用語として発生した「ツンデレ」という言葉に触れている。筆者は、日本に滞在する外国人から「ツンデレ」という言葉の意味をよく尋ねられるという。「ツンデレ」は、キャラクターを表す言葉で、好意を持った相手にツンツンと敵対したり、デレデレと好意的になったりすることを指すが定義は多様で確定していない。

 そして「ツンデレ」は女子に対するおたくの願望だが、一般的にも通用する概念だと述べている。小学校時代を思い出すと、好きな異性がいると、友人たちにからかわれたりする。からかわれることを避けるために、その異性に好意があることを隠し、激しく否定するといった経験が誰にでもあるのではないかと一般論について語っている。

 筆者は、こうした振る舞いはどの国でも起こる現象であり、「ツンデレ」の意味を理解するのは容易だとし、ただ通常ある年齢まで達すると、子供時代のような表現はしなくなると指摘。

 また、おたく用語としてほかに、「ヤンデレ」という言葉があり、精神的に病んでいる状態で愛情表現することをいうと紹介。しかし、病むという表現は日本文化に深く根ざしているので、米国人には理解し難いようだ。

 筆者は、米国には「ツンデレ」という言葉がないので、その現象を話すときに不便だと述べ、「ツンデレ」が万国共通の言葉になることを望んでいるとつづっている。



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