2011年10月20日木曜日

■外国人観光客が大幅減


外国人観光客が大幅減
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111019-OYT8T01136.htm
2011年10月20日  読売新聞

 今年上半期3月以降は80%減

 今年1~6月に県内を訪れた外国人観光客は3万4955人で、昨年同期と比べて1万7910人も減少したことが、県観光交流課の調査で分かった。とりわけ、3月以降は昨年同期比80・4%減の2754人にとどまる大幅減。東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故の影響が色濃く反映された。
 調査は7~8月、外国人の訪問が見込まれる宿泊施設98か所と立ち寄り施設11か所を対象に、アンケート用紙を送付して実施した。

 それによると、1~2月は、台湾からの観光客が航空運賃の上昇やチャーター便の減便などに伴い減少したものの、韓国やオーストラリアからのスキー客が大幅に増加。全体では、昨年同期比17・1%減の3万2201人だった。

 しかし、3~6月は、すべての国からの観光客が大きく減少。例年、来県の多い上位3国・地域でも、退避勧告が6月中旬まで解除されなかった台湾が昨年同期比91・8%減の641人、韓国が同69・1%減の741人、香港が同85・1%減の234人となった。

 同課によると、外国人観光客数は、7月以降も低迷。「最近になって、ようやく宿泊やツアーの問い合わせがポツポツ出てきた状況」という。県は今後、各国の旅行会社やマスコミなどを県内に招くなどして、集客に努める考えだ。



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