2011年12月15日木曜日

■留学生ら観光アンケート


留学生ら観光アンケート
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111214-OYT8T01129.htm
2011年12月15日  読売新聞

もてなし中国人「満足」8割

 県内は、大震災と原発事故によって外国人旅行者の落ち込みが激しく、留学生の意見から中国からの観光客を呼び込む方策を探るのが狙い。

 アンケートでは、蔵王や山寺などこれまでに行った県内観光地のおもてなしについて質問。8割以上が「とても満足」「満足」と回答した一方、食事は「とても満足」「満足」が全体の6割にとどまった。震災後の県内の生活や観光の安全性については9割以上が「とても安心」「安心」「普通」と回答した。

 中国人の観光客誘についての自由意見では、「中国国内における山形の知名度は低い」と、PR不足を指摘する意見が多かった。対策として、「おいしい」「楽しい」と評価が高い芋煮会や、中国で知名度が高い新庄市出身の漫画家・冨樫義博氏のマンガ「HUNTER×HUNTER」のキャラクターの活用などが挙げられたという。

 調査結果からは、県内の観光地の受け入れ態勢はおおむね高評価で、中国人からみた県内の観光資源は潜在的な魅力が多く存在することがわかったという。日本政策投資銀行東北支店の和田敬記・企画調査課長は、「大震災で直接的な被害がないにもかかわらず、県内の観光業は風評被害で深刻な事態に陥っている。芋煮会など山形ならではの魅力を中国にPRすることも必要では」と話している。



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