違法・有害な食肉処理…取締官が保護者に“変身”=深セン
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0508&f=national_0508_095.shtml
2012/05/08(火) 16:23
広東省深セン市検察は5月4日、病死した豚を処理した肉を食用として売りさばいていた事件に絡んで、行政官3人の逮捕を許可した。違法な食肉処理などを取り締まる立場だったにもかかわらず、実際には「保護」をしていたという。中国新聞社が報じた。
摘発された“食肉処理場”は4年間にわたり活動し、最盛期には1日5トンの豚肉を出荷していた。長期にわたり大量の「病死した豚」の肉を市場に送り出していた背景には、取締官が金品で買収され、「保護者」になっていたことがある。
“処理場”は2010年に豚肉価格が高騰した時期から、規模が急拡大した。逮捕された容疑者のひとりは「死んだ豚だけを扱っていたわけではない」と供述したが、「病気の豚を死ぬ前に急いで処理する」ことを繰り返していたと分かった。「新鮮さを保つため」として、豚肉には有毒なホルマリンなどを注射していた。
不潔な施設で病死した豚、病気になった豚、奇形の豚を処理して、小売市場や小規模な飲食店、工場などの社員食堂に売っていた。食肉加工品になり、他地域向けに販売されたものもある。
周辺住民から行政に対して「違法な食肉処理をしているのではないか」という通報が何度も寄せられていた。11回にわたって調査が実施されたが、逮捕された取締官らの担当地区であり、直前に「これから調査チームが行く」との連絡を受けていた。
調査チームが到着する前に、豚肉を他の場所に移動するなどで証拠を隠した。4月10日の取り締まりでは間に合わず、豚12頭分の「怪しい肉」を見つけられてしまったが、「保護者と化した取締官」のアドバイスで、“処理場”の責任者は「無害化する」と理屈をつけて、自分が経営する魚の養殖場に豚肉を投げ込んだ。調査チームが去ってから、再び養殖場の池から引き上げて、販売したという。
逮捕された取締官3人は金品を贈られたり、接待を受けるなどの利益を得ていた。
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