2013年1月18日金曜日

■【仏国ブログ】和菓子から感じたシンプルで洗練されたコントラスト


【仏国ブログ】和菓子から感じたシンプルで洗練されたコントラスト
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0117&f=national_0117_003.shtml
2013/01/17(木) 10:01
 
 パリ在住のフランス人がフランスメディア「Le Monde」のブログサイト「Parisiens sans frontieres」で日本の和菓子についてつづった。

 筆者は、パリの日本文化会館で開かれたパティシエのためのワークショップに参加した。受付の対応が丁寧で、テーブルにつく前には手洗いをすることになっていたと述べ、この時点から日本人の礼儀正しさや清潔さに感心したようだ。

 テーブルには、こしあん(「小豆という赤い豆のパテ」と説明)、お箸が一膳、お手拭き、そして大小色の異なる3つの団子(チョコレート、緑、白)が並べてあった。また、京都から来た2名の日本人が、茶道の作法とともに、伝統的な和菓子や焼き菓子の世界を紹介してくれたという。

 前方のスライドショーの画面には、パステルカラーで、柔らかなラインを描く和菓子のイメージが次々とに流れていた。それらの和菓子のネーミングは、「秋の山道」「雪」「雨」「キス」など、どこか詩的な雰囲気を感じさせたと述べる。

 このスライドショーが終わると、日本人の菓子職人が先ほどのこしあんを仕上げている画面へと切り替わった。これを見た筆者は、こしあん作りには、浸漬、洗浄、調理、研削、フィルタリングなどさまざまな段階があり、それらをこなすには半日仕事になるということを知った。

 そのため、職人たちが実際に筆者の目の前で見せてくれたのは、準備の最終段階である、砂糖を混ぜた生地での調理だった。また、もち米粉、水、砂糖などからなる、和菓子(筆者は大福もちを食べたようだ)のほかの必須成分である「もち」をつくって見せてくれた。
  
 和菓子ができあがると、抹茶と共に味見をするようにすすめられた。その瞬間、筆者は「全ての日本人とフランスの輸入業者に感謝を覚えた」とつづった程、その味に感動した。

 職人による和菓子作りのデモンストレーションとその味を通して、筆者は日本の本質に触れることができたという。お米の白と小豆の黒のコントラストが見事にマッチした和菓子から、「美しいのに栄養価が高い、洗練されているのにシンプルという物事の対比と共存を大切にすることこそが日本文化だ」と説明した。

 筆者は、日本の和菓子からコントラストの美しさを感じたようだ。



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