2013年3月14日木曜日

■「中国にもシェールガスあるが開発困難」=業界トップ


「中国にもシェールガスあるが開発困難」=業界トップ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0313&f=national_0313_013.shtml
2013/03/13(水) 11:08

 中国最大の石油企業グループ、中国石油化工集団の傅成玉董事長(代表取締役)はこのほど、「中国にもシェールガスの埋蔵がある」と説明した上で「米国のようには開発できない」との考えを示した。中国証券報などが伝えた。傅董事長は中国で続いている深刻な大気汚染について「われわれも直接の責任者のひとつだ」と述べるなど、率直な発言が多いことでも知られる。

 傅董事長によると、中国では2012年、シェールガスの開発事業の入札が2度あったが、落札した企業はなかった。「われわれの提示した価格は当局側の予算の6倍だった」という。最大の問題は、中国におけるシェールガス掘削コストが極めて高いことだ。

 米国ではシェールガスの鉱脈の多くは大平原の地下にあり、深度は3000メートル程度だ。中国のシェールガス鉱脈の大部分は同国南西部の山岳地帯にあり、埋蔵の深度もほとんどが4000-6000メートルだ。

 さらに中国では地上のインフラも貧弱であり、掘削後もパイプラインなどで輸送することが困難だ。米国で開発された技術を中国に適用することはできるが、コストが極めて高くなってしまう。中国は国内に豊富なシェールガス資源を持っているが産業として利用しようとすれば、自ら技術を開発せねばならない。そのためには時間がかかるという。

 四川省発展改革委員会の唐利民主任によると、同省のシェールガスの可採埋蔵量は全国の18%の4億4200万立方メートルで全国第1位だ。しかし、シェールガスの掘削には大量の水が必要で、使用後の汚染水の処理も問題になる。そのため、現在は試掘は行っているが本格的利用には時間がかかるという。



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