2013年3月9日土曜日

■熊本県でPM2.5、国の基準を大幅超…汚染物質、中国から飛来か


熊本県でPM2.5、国の基準を大幅超…汚染物質、中国から飛来か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0306&f=national_0306_003.shtml
2013/03/06(水) 08:36

 熊本県荒尾市で5日、大気に含まれる微小粒子のPM2.5の量が、国の暫定指針値を大きく超えた。PM2.5は中国の広い範囲で問題になっている汚染物質で、多くが偏西風などに乗って中国から飛来した可能性がある。

 熊本県は5日、ホームページなどを通じて、過去10日間にさかのぼっての県内各地におけるPM2.5の測定値(速報値)の公開を始めた。発表によると、荒尾市役所では4日午後7時に空気1立方メートル中のPM2.5の重量が、国の暫定指針値である70マイクログラムを超える74マイクログラムに達した。その後もPM2.5の値はほぼ時間を追って上昇し、5日午前8時には110マイクログラムと、国の暫定指針値を大きく上回った。

 同県では、有明保健所でも5日午前9時に、PM2.5の値が1立方メートル当たり107マイクログラムを記録した。益城町役場、八代市役所、菊池市役所、熊本市内の神水本町測定局でも、PM2.5の値が国の暫定指針値を上回った。

 春先からは偏西風が強まるため、中国大陸からの微粒子飛来が増加する恐れがあるとされる。2011年5月1日には、中国で用いられる略字体の漢字で書かれた垂れ幕がついたアドバルーンが別府湾で見つかった。中国ではアドバルーンや風船に可燃性の水素ガスが用いられることがあり、中国国内でも数百キロメートルを飛んで、落下して爆発した例がある。

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 PM2.5とは、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、直径2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリメートル)以下の粒子で、スギ花粉などよりも小さい。自動車の排ガスや工場の煤煙(ばいえん)などに含まれたり、大気中の揮発性有機化合物、窒素酸化物等のガス成分が光化学反応により生成されることがある。

 中国では1月になってから、広い範囲でPM2.5を含む濃いスモッグが発生し、全国的な深刻な環境汚染が改めて注目された。

 熊本県で観測された量程度では、ただちに重大な健康被害をもたらすとは考えにくいが、PM.2.5など微小粒子状物質は肺の奥まで入りやすいので、熊本県はホームページなどで、国立環境研究所環境健康研究センターの新田裕史センター長による、「ぜんそくなどの呼吸器や循環器系の持病がある人は、数値が高い日はなるべく外出を控えるなどの予防策を取るのも一つの方法だ」などの説明を紹介した。



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