香港 LCCの拠点に、香港が再び脚光浴びる
http://news.nna.jp/free/news/20120508hkd005A.html
2012年5月8日(火曜日)
香港ではコスト高や空港の取扱能力不足などを理由に、2008年以降、格安航空会社(LCC)離れが進んだが、ここに来て再び脚光を浴び始めている。市場と地理的な優位性を狙い、香港に乗り入れ、または拠点とする会社が増えており、最近では中国東方航空が豪カンタス航空傘下のジェットスター航空と香港に合弁LCCを設立すると発表したほか、日本国内初のLCC、ピーチ・アビエーションも7月に香港線を開設する。
7日付信報によると、大手会計事務所、KPMG中国のサイモン・ブッカー取締役は、香港に拠点を置くLCCが増えていることについて「欧米のLCC革命がアジアを席巻しようとしている。香港は拠点となる条件を最も備えた都市だ」と分析。香港初の格安航空会社として設立された甘泉航空が08年に経営破綻したことから、業界では「香港はLCCの墓場」との見方もあるが、「香港の物価と人件費は世界一だが、人件費が航空会社のコスト全体に占める割合は燃料費などに比べれば小さい」と指摘した。
一方で、香港国際空港(チェクラプコク空港)の滑走路の容量が限界に近付いていることや香港政府がLCCへの補助を拒否していることはLCCにとって不利との認識も示した。
東方航空の劉紹勇董事長は「第3滑走路が稼働すれば、空港の処理能力は6,000万人に増え、LCC専用ターミナルも開設できる」とし、旅客量は十分との考え。ただ「第3滑走路の稼働を待って拠点設立に向けて動くのでは遅い」とし、早急に準備に着手する必要性を強調した。
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