2013年1月11日金曜日

■海外旅行に会社設立、休学を有意義に使った学生たち


海外旅行に会社設立、休学を有意義に使った学生たち
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/11/2013011101375.html
2013/01/11 14:09

休学中にお金をためてアフリカ旅行…後に観光情報会社を設立

 2011年夏、休学中に南アフリカ共和国を旅行し、現地の人と写真を撮ったクォン・ウンジョンさん。休学中にアフリカ15カ国を旅行したクォンさんは、韓国に戻った後、アフリカ関連の旅行情報会社を自ら設立し、新たな挑戦に乗り出した。

 韓国で「休学者100万人時代」を生きる世代の最大の悩みは「就職」だった。このうち約20万人は兵役による休学者で、ほかには両親の援助を受けて海外旅行に出掛けるケースもあるが、就職に有利となる英語などの語学学習、資格取得などに励むケースが圧倒的に多かった。

 「就職が負担になる」ことを理由に休学しながらも「自分だけが落ちこぼれるのではないか」「就職に必要な能力や資格が得られない」などの不安を抱えることもあった。しかし本紙が取材した休学者の中には、休学しながら本当にやりたいことを探し、夢を実現する学生もいた。

 2012年初めに仁荷大学を休学したクォン・ウンジョンさん(25)が、その一例だ。クォンさんは「休学する中で『自分がやりたいこと、やるべきこと』を探すようになった」と語った。クォンさんは2年次を終えて休学し、最初の6カ月間は事務補助の仕事をして貯金した。この貯金で、残り6カ月はアフリカ旅行に出掛けた。旅行先は、南アフリカ共和国やウガンダなど15カ国。クォンさんは「アフリカに行かなければ、貧しくて病気の人々ばかりの大陸としか思わなかっただろうが、いざ接してみると、その土地独自の文化の魅力、無視できない発展の可能性などをリアルに目撃できた」と語った。クォンさんは、旅行中に動画撮影分野に関心を抱くようになった。広々としていて躍動感あふれるアフリカをきちんと記録するに当たっては、動画が最適だと思ったのだ。クォンさんは韓国に戻った後「映像でアフリカ文化を紹介したい」という目標を立て、カメラの撮影技術を学んだ。2012年初めに創業し、アフリカ旅行関連のアドバイスや企画を行うプログラムを提供している。クォンさんは「韓国の学生は、競争の激しい教育環境にあって、自分自身を見詰める機会があまりない。外国には『ギャップイヤー』制度といって、高校卒業後に大学進学を先送りしてさまざまな活動に取り組むシステムがあるが、韓国も大学の休学期間を、外国のように活用すべき」と語った。

 2012年9月に休学した西江大学のハン・ドンミンさん(22)は休学期間中、各種のボランティア活動を行った。中学・高校時代に「大学生になったら、生活記録簿(内申に相当)に記録を残すためのボランティアではなく、純粋なボランティアをやりたい」と考え、それを実行したのだ。ハンさんは大学生のボランティアグループに入り、視覚障害者のための点字名刺製作プロジェクトなどを企画した。ハンさんは「ボランティアグループ友人たちと共に、助けを必要とする人や団体を直接訪ねるうちに、発展の可能性があり自分にとっても関心のある分野を見つけることができる」と語った。

 大学のサークルで出会ったチェ・ヨンナムさん(24)=西江大学=、ユン・ギミンさん(24)=西江大学=、イ・ヒョンホさん(26)=西江大学=、リュ・ソクチュさん(24)=世宗大学=は、創業するために2012年の2学期から大学を休学した。チェさんらは、大企業が作ったサンプル品などを、MT(メンバーシップトレーニング=親睦を深める集い)や新入生歓迎会など大学生が行うイベントに提供できるよう仲介を行っている。毎朝、大学にあるオフィスに集まり、事業について話し合う。チェさんは「ほかの友人たちのように、TOEICなど数値に現れる資格を取得していないという不安もある」と話しながらも「今回失敗したとしても、別の方面で創業したいという目標ができた」と語った。

 アン・サンウさん(24)は、フランスの哲学者ジャック・ラカンについて学ぼうと考えて休学した。フランス語で書かれた本を読むため、フランス語の専門学校にも入学した。関連分野の教授を直接訪ねたこともある。アンさんは「休学は、大学で学べない分野に触れられる良いチャンス」と語った。




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