2012年2月29日水曜日

■【仏国ブログ】欧米と異なる日本の敬称「さん」「くん」「様」など


【仏国ブログ】欧米と異なる日本の敬称「さん」「くん」「様」など
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0229&f=national_0229_048.shtml
2012/02/29(水) 10:18
  
 フランス人のブログ「Japon Passion de sylv1」では、日本で用いられている敬称についてつづっている。

 まず、一般的に使用されている敬称として「さん」を紹介。男女の区別なく使われ、また姓にも名前に対しても使われており、とても普遍的で、「ねずみさん」など動物の名前に対してや、「市長さん」などの職業、ほかには店の名前の後に付けて使われることもあるほどだと伝えている。

 これに派生するものとして「はん」と「くん」があると紹介。「はん」は、「さん」とほぼ同じ意味だが、大阪や京都、神戸など主に近畿地方で使用されると説明。また、「くん」については、話者よりも若い男性に対して使用されるほか、男性話者が、自分よりも年齢と職場などでの階級がともに低い女性に対して使用することもあり、「さん」と比較して、やや敬意が低いようだと述べている。

 次に「ちゃん」を挙げている。これは親愛の情がこもった呼称であり、子ども同士で使用されるほか、大人が子どもに向けて言ったりすることが多いと語る。また、おじいさん、おばあさん、おにいさんといった家族を表す言葉も、ちゃんでの置き換えが可能であり、「ちゃん」の使用は、欧米での「(親愛をこめた)あなた」という呼びかけの意味を持っていると考えることができると記している。

 最後に「様」を紹介。敬意が込められた呼称であり、話者よりも目上の人、店などでは客などに使用されるほか、歌手や俳優などに憧れをこめた意味でも使われることもあるとつづっている。

 フランスでは、ほかの欧米文化圏と同様、敬称は男性・既婚の女性・未婚で若い女性を表す3種類が中心となっている。ブログからは、自国とは異なる日本の敬称の多さに興味を示している様子がうかがえる。



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