2012年2月29日水曜日
■【米国ブログ】日本の時代劇「西部劇と同じように楽しめる」
【米国ブログ】日本の時代劇「西部劇と同じように楽しめる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0229&f=national_0229_047.shtml
2012/02/29(水) 10:13 サーチナ
エンターテイメントに詳しい米国のブログ「muizadd」では、米国人が日本の時代劇について語っている。
筆者は、時代劇とは日本の演劇の一種だと紹介。大部分は江戸時代をテーマに作られていると時代背景を説明している。時代劇は昔の感覚を楽しめるので、日本ではとても人気があると伝えており、特にほとんどの時代劇の舞台設定は江戸という歴史上の首都にあり、当時の侍や町人が出てくる典型的なタイプだと記している。
主な登場人物は、侍や悪徳代官、商人などで、話の内容はとても変化に富んでいると述べている。さらに筆者は、剣を使ってのチャンバラシーンが大好きで、エンターテイメント性が高いと称賛している。
登場人物は身分によって言葉が異なるのも面白いという。古い言葉遣いなので、昔の時代感覚が強調されていると印象を語っている。毎回登場する人物には決まり文句のようなものがあり、日本の視聴者にはなじみ深く、同じ言葉を期待するというのが興味深い。悪人を退治するヒーローにも決まり文句があり、必ず最後に勝利するのが一般的で、そのパターンは毎回繰り返されるのだが、不思議と飽きないと感想を述べている。
時代劇の映画として米国で最も有名なのは、黒澤明監督の「羅生門」だという。さらに、時代劇の構成要素は米国の映画やゲームにも活用されており、米国人にも多少なじみがあると伝えている。いくつかの漫画は、明らかに時代劇から派生した場面構成や役柄を真似ており、昔の時代のエッセンスを呼び起こさせるものがあると考察している。
筆者は、日本の時代劇は米国の西部劇を見るのと同じぐらい楽しめると高く評価している。特に時代劇の立ち回りなどは、日本文化の微妙な表現が分からなくても面白いし、場面展開やキャラクターを楽しめるから、時代劇は娯楽としてのクオリティが高いためだと思うと締めくくっている。
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