2012年2月26日日曜日
■【米国ブログ】米国人が勘違いしている日本文化「布団、ラーメン」
【米国ブログ】米国人が勘違いしている日本文化「布団、ラーメン」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0223&f=national_0223_045.shtml
2012/02/23(木) 09:44 サーチナ
日本文化に詳しい米国のブログ「jgeeks」では、米国人男性が、米国で普及している日本文化は米国流に解釈されており、実際の日本文化とは異なっている場合があると記している。
筆者は、多くの米国人にとって、日本は未知の国だとつづっている。しかし数々の日本文化が紹介されることで、日本について知ることが多くなっているのも事実だとし、すし屋はどこにでもあるし、アニメに熱中している若者がたくさんいることなどを挙げている。
しかし、米国文化に取り込まれた日本文化のいくつかは、きちんと理解されていないのが現状だという。例えば、米国人はFuton(ふとん)という言葉を知っており、ベッドとしてもソファーとしても使える客用のマットレスとして認識。しかし実際、日本の伝統的な布団はソファーにはならないと説明している。現在も多くの日本人は、床や畳の上に布団を敷いて寝ており、洋式のベッドより人気があると紹介している。
なぜ寝心地の良い洋式ベッドがあるのに、布団を利用するか米国人には理解し難いが、家が狭い日本では、多くの場所を家具で占領されたくないので、押し入れにたたんで片付けられる布団が大切にされていると説明している。長年布団を愛用している筆者は、床に布団を敷いて寝ることは、背中にとても良く、背中に痛みを感じないと語っており、ベッドより布団の方が気に入っている様子がうかがえる。
次にラーメンについて解説している。多くの米国人はラーメンとは金銭的に余裕のない大学生が食べる食べ物だと勘違いしている。確かにインスタントラーメンは一袋50円程度で食べられる安い食品だと説明。
筆者が日本のラーメン屋がなつかしいと話をすると、米国人は「日本にはラーメン専用のレストランがあるの?」とけげんな顔で尋ねるという。筆者は、ラーメンとはインスタントラーメンだけではなく、多様なだし汁に野菜や肉の入れた麺食で、ラーメンのスタイルは日本の各地域で異なるが、安くておいしい食事の1つだと紹介しているという。
筆者は、米国に紹介されている日本文化が実際と異なるのは残念だと締めくくっている。
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