2012年2月20日月曜日

■【米国ブログ】日本ではくしゃみに無反応、米国では声をかけるのに


【米国ブログ】日本ではくしゃみに無反応、米国では声をかけるのに
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0220&f=national_0220_078.shtml
2012/02/20(月) 09:32
  
 米国のブログ「thisjapaneselife」では、日本に滞在中の米国人男性が、日本と米国のくしゃみをしたときの反応の違いについて語っている。

 筆者は、米国ではくしゃみをすると「ブレスユー(Bless You)」(祝福あれ)と言ってくれる人が多いが、日本では、くしゃみをしたあと、誰も何も言ってくれないのがつらいと語っている。

 筆者は日本人に「人がくしゃみをしたあとに、日本語で何か声をかけることがありますか?」と聞いたところ、「お大事に」と言うことがあると返答されたと語っている。それ以来、筆者はくしゃみをした人には「お大事に」と言うようにしているという。

 日本のくしゃみに興味を持った筆者は、歴史的な背景を調べて紹介している。くしゃみにまつわる話は英国の歴史と類似しているという。くしゃみの語源は「嚔(くさめ)」という中世の言葉にあり、くしゃみをすると鼻から魂が抜け、早死にすると信じられていた。そのため「くさめ」と呪文を唱えるようになり、それが「くしゃみ」になったと説明。しかし現代では「くさめ」と声をかけることもなくなり、「くしゃみ」という呼称が残っているだけだと記している。

 知り合いに「お大事に」というのは理にかなっているが、知らない人には言いにくい。例えば電車で見知らぬ人がくしゃみをすると、何か言いたいが、該当する日本語が見つからないと筆者は悩みを打ち明けている。

 筆者は、「お大事に」と「ブレスユー」の間の日米文化をミックスしたよい言葉がないか模索していると締めくくっている。


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