2012年2月26日日曜日
■【上海ブログ】日本人が体験した上海でタクシー乗車時の恐怖の出来事
【上海ブログ】日本人が体験した上海でタクシー乗車時の恐怖の出来事
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0222&f=national_0222_082.shtml
2012/02/22(水) 11:38
短期出張時、上海から日本に帰国する時のこと。
浦東発の飛行機だったので、浦東までタクシーで行くことに。早朝だったこともあり、普段ならちょっと混む浦西を一気に抜け、浦東のハイウェーへ。
たまたま乗ったこのタクシーの運転手、ものすごいスピード狂で、どんどん追い抜かしていく。フライトまでは余裕があり、もちろん私の指示ではない。浦東は通行量が少なく、他の車もかなりのスピードを出していたが、私の乗ったタクシーはそれらを軽く追い越していく。体感100キロオバーだっただろうか。それだけでも少し怖かった。
浦西の頃から、運転手のケータイが鳴り始めていはいた。ただその時はショート・メッセージだったのか、少しケータイに目を移しただけで、通話などをしようとはしなかった。
しかし、浦東になり、タクシーのスピードがぐんぐん伸びていっている時、第1回目の通話が始まった。タクシー運転手がお客を乗せながら自分のケータイで私用の通話を行うこと自体は、中国では良くあることなのだが、それが高速道路での走行中となると、話が違う。
ただでさえスピード狂の運転手が、片手でケータイを持ち通話しながら、もう一方の手だけでハンドルをさばいて、高速道路を超高速走行。お客の私としては、「勘弁してくれ」と恐怖に打ちひしがれるしかなかった。通話は5分ほどのものが、それから二度、三度と断続的に続く。一度通話が終わるとほっと胸をなでおろすが、また通話が始まる。その間も、片手でハンドル握り、超高速で他の車を追い抜き。
中国では決して珍しいことではないかもしれないが、日本で自動車走行中の携帯電話通話が禁止されて久しく、日本人としてはその罪悪感、事故率の高さに思いをめぐらしてしまい、高速道路ではなくても受け付けにくいし、高速道路であればなおさら、恐怖してしまう。
禁止されて久しい、と言ったが、正式にはそんな前の話じゃなかったと思う。それでも法律が徹底されているから(私の見る限り)、久しいという感覚を持つのだと思うが、これも日本特有。中国では一部の法律以外は、禁止されてから徹底するまできわめて長い時間がかかることが多い。日本と同じように、歩きたばこ禁止、公共の場での禁煙もすでに上海でも数年前から謳われているが、日本が比較的徹底されているのと比べ、上海ではまだまだ。
恐怖に包まれながら、そんなことを考えていた。これを書いていることから分かるように、何とか無事に空港に着いたが、タクシーを降りた時は心身ともにくたくたに疲れた。
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