2012年2月28日火曜日
■【米国ブログ】世界に広がる日本のすし、米国流も人気メニューに
【米国ブログ】世界に広がる日本のすし、米国流も人気メニューに
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0228&f=national_0228_045.shtml
2012/02/28(火) 10:11
今や世界中に広まっている日本のすし。米国のブログ「articlestunnel」では、すしの歴史に触れ、米国のすし文化について記している。
筆者は、すしの起源は4世紀にさかのぼり東南アジアが発祥だと記している。しかし、すしの繊細さから日本発祥と勘違いされているという。「なれずし」と呼ばれる川魚を米飯と塩で発行させた保存食は、すしの原型といわれており、現在も日本をはじめ、東南アジアの各地で見られると説明している。
江戸時代に押しずしとして発展した「早ずし」が作られ、発酵させず酸味と防腐性をもたせる早ずしは、現在のにぎり寿司を中心とした江戸前ずしに発展したと背景について解説している。
今ではすし人気は日本国内に留まらず、世界中を魅了し、その国独特にアレンジされたすしが提供されているという。日米は貿易取引も深まり、日本のビジネスマンが住む地域には必ずすし屋がオープンするようになったと米国での発展について記している。
しかし、生魚を食べ慣れない米国では、当初すしはあまり人気がなかった。そこで、米国人になじみ深い具材で作った「カリフォルニア・ロール」を開発したところ、とても人気となったという。カリフォルニア・ロールは、米国人をすしの世界に引き入れる完璧なメニューだったと筆者は語る。
米国では、多くの人がすしを食べ始めたので、カリフォルニア・ロールに次ぐ新しいレシピが続々と開発されたのだという。このことは米国のすし文化に大きな役割を果たし、すし好きの消費者を増やす結果になったと指摘している。
一方、日本のすし職人は伝統を破ることはタブーとし、日本のすしは依然として江戸前すしの形を踏襲しているとつづっている。すしの消費者は世界中に拡大しており、米国流のすしも世界で流行の一つとして広がりつつあると締めくくっている。
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