2012年2月28日火曜日

■韓国人の生活の質、OECD加盟国で最低レベル


韓国人の生活の質、OECD加盟国で最低レベル
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/27/2012022700502.html
2012/02/27 08:30 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 経済協力開発機構(OECD)が26日までにまとめた加盟国の生活の質に関する報告書によると、韓国人の生活の質は32加盟国のうち31位と最低レベルを記録した。1人当たりの所得順位は加盟国中22位を記録しているが、生活の質はこれを大きく下回る。

 今回の調査は、米国ミシガン大学の世界価値観調査(WVS)チームが1981年から2008年にかけて実施した5回の調査を基に、OECDが32加盟国の幸福度指数を算出したもの。

 幸福度指数は、仕事や生活への満足度、社会的信頼、政治的安定、包容性、環境、所得など10項目の変数を総合して算出するもので、韓国は10点満点中6点台前半にとどまった。生活の質が最も高い国は8点台を獲得したデンマークで、次いでスイス、アイスランド、オーストリアなどの順だった。

 韓国は特に、集団同士の包容力など信頼部門の評価が低かった。OECDは「韓国はチェコやエストニアなどと並び、社会構成員の間の信頼が非常に低い」とし、信頼などの社会的資本をより強固にすべきだと指摘した。

 OECDはまた、生活の質が低い国は所得格差が大きく、構成員の間で剥奪感が生じたり、社会全体的に競争圧力が強すぎたりするケースが多かったと分析している。



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