2012年2月4日土曜日

■米国 旅のお供はタブレット~航空旅行者12人に1人が携行


米国 旅のお供はタブレット~航空旅行者12人に1人が携行
http://www.usfl.com/Daily/News/12/02/0202_033.asp?id=93431
2012年02月02日 19:00米国東部時間  Fax Express

 旅行者が携行する電子機器は、携帯電話や「アイポッド」が減り、タブレット型コンピュータや電子書籍リーダーが増えていることが、ドゥポール大学(イリノイ州)チャディック都市開発研究所の調査で分かった。

 USAトゥデイによると、2011年12月、飛行機、バス、列車計92便の乗客7781人を観察して集計、09、10年の第4四半期のデータと比べたところ、すべての乗り物で「アイパッド」「キンドル」「ヌック」といったタブレット端末やeリーダーの携行者が50%以上増えたことが分かった。特に空の旅行者は、機内Wi-Fiは全体に普及しておらず無料でもないが、12人に1人以上の割合で持っていた。
 タブレット端末の利用増には、造りがすっきりした、電池の持続時間が伸びた、入手しやすい価格になった…などの背景がある。今では旅行者が電子機器1台で、ウェブサーフ、映画や音楽の鑑賞、読書ができるようになった。

 報告書を作成したジョセフ・シュワイタマン氏は「テクノロジーが、狭く混雑した機内環境に適合する形で進化しており、デジタル革命は空の旅を別の面から変えている。旅行者は好きなテレビ番組や連絡帳も持ち込めるようになった」と指摘した。

 輸送業界では、すでに多くの企業がサービス向上のためのテクノロジー導入を進めている。アメリカン航空は北米航空会社で初めて、乗客が機内ライブラリーからのストリーム配信によってラップトップで動画が見られるようにしている。長距離バス会社グレイハウンドの新型車両では、全席で無料のWi-Fiと電源が提供されている。

 旅行にはいつもタブレットを持って行くというワシントン州のマイケル・ブレインさんは「タブレットは不可欠。たった1台ですべての用が足せて、本やラップトップを持ち歩かなくても済むため荷物の重量やスペースを節約できる」と話している。



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