2012年2月5日日曜日

■日本流表敬訪問は、ほどほどに。現地は「一体何しに来たの?」


日本流表敬訪問は、ほどほどに。現地は「一体何しに来たの?」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0203&f=column_0203_014.shtml
2012/02/03(金) 10:02 【コラム】
  
 今日は、日本企業が時々やってしまう、そして中国企業から嫌われたり舐められたりしてしまうお話です。

 中国に駐在していると、時々こんなことがあります。

 「来週、本社から山田専務が中国に出張する。中国で取引のある中国企業の訪問をアテンドしろ!」

 そこで、日本人駐在員は、取引のある中国企業にお願いして、アポを取り付けます。そして当日、山田専務を連れて、その中国企業を訪問。

 「いや~、いつもお世話になっています。中国の景気はどうですか?」 

 なんていうイントロから入り、30分から1時間の雑談。

 「それでは、今後もよろしくお願いします。」

 で、その中国企業を後にする。いわゆる 表敬訪問です。中国企業側は・・・と言うと、その時は相手(この場合、山田専務)の面子も考え、にこやかな対応をします。でも、中国企業の本音は、「一体、何の用件だったの?」です。「用がないのに、何しに来たの?」です。

 日本企業では、特に大企業になればなるほど、こうしたことが垣間見られます。日本から中国へ行き、中国企業とアポをとったからには、相手の中国企業は必ず新しいビジネスの話を期待しています。中国ビジネス市場は、常に戦場です。表敬訪問はほどほどに。



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