2012年2月6日月曜日

■英国人『主夫』の数、15年で3倍に―大黒柱は女性


英国人『主夫』の数、15年で3倍に―大黒柱は女性
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=1922:22-15&catid=37&Itemid=96
2012年 2月 02日(木曜日) 17:25   

妻が働きにでかけ、自分は家庭を切り盛りするという『主夫』と見なされる男性の数が15年間で3倍になったことが分かった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。

「The Spectator」誌のために英統計局「Office of National Statistics」がまとめた調査結果によると、昨年経済活動に参加せず子供や家庭の世話をしていると分類された男性の数は6万2,000人だったという。

1996年には、このカテゴリーに入る男性はわずか2万1,000人だった。
シンクタンク「Civitas」で家族政策を担当するアナスタシア・デワール氏は「パートナーより収入が多い女性の数はいよいよ増加しており、男女の役割に関する社会の考え方も変化している。数十年前までは、家庭の世話をする男性は否定的に捉えられていたが、現在は、男性もその考えに対して気まずく感じなくなっている」と話す。

ただ、「ONS」の統計には、自宅で仕事をする「自称アーティスト」や「自称作家」の数は入っていないため、実際に『主夫』の役割を担っている男性の数はもっと多いと指摘されている。

保険会社「Aviva」の別の調査によると、英国において夫婦のうちで子育てをより中心になって『担当』している男性は140万人にのぼると報告されている。



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